中国の海外ガイド記事「北京の浅草?!大改造が進む「前門大街」をのんびり歩こう」


 

中国・北京・観光地・名所のABガイド記事


行き先:
中国北京
旅行テーマ:
観光地・名所
掲載日:
2008/10/03

ABガイド:原口純子

【中国のABガイド】 原口純子
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ライター&コーディネイター。出版社、映画会社を経て1993年から北京在住。作品に「踊る中国人」「中国の賢いキッチン」(講談社)「北京上海 小さな街物語」(JTBパブリッシング)などがある。趣味は中国茶と漢方医めぐり、乗馬、飼い猫を猫可愛がりすること。8月下旬、木楽舎より新刊「歳時記 中国雑貨」を刊行。

北京の浅草?!大改造が進む「前門大街」をのんびり歩こう

生まれ変わった前門大街、実は明代から続く古い商店街 生まれ変わった前門大街、実は明代から続く古い商店街

北京の「前門」は、明代にさかのぼる歴史のある繁華街

地下鉄2号線「前門」の駅を降りると、昔の城壁の一部として「前門」の「城楼」と「箭楼」が2つ並んで建っています。南側の「箭楼」をスタート地点に、南へまっすぐ続くのが「前門大街」。古くからの商店街、歓楽街として、「北京の浅草」ともいわれる場所です。このあたり一帯の歴史は古く、繁栄がはじまったのは、明代(1368〜1644)から。明代には、皇帝の住む故宮のまわりでは商売は許されず、商売人はこの「前門」あたりに集められました。謹厳な空気の故宮のまわりから、この「前門」に来ると、あたりはうってかわって人々のいきいきとした熱気が漂い、堅苦しい宮廷務めに肩が凝った高級官僚などの格好の息抜きの場だったといいます。気取りのない賑やかさがこのエリアの特色です。

 

前門大街の入り口には、中国風のゲートである「牌楼」がある 前門大街の入り口には、中国風のゲートである「牌楼」がある

05年からはじまった「前門」大改造

古くからの商店街だけに、表通りはまだしも、裏道にまわると、いまにも崩れそうな平屋、細い通りに漂う食べものの匂い、と独特の雰囲気が「前門」にはありました。このエリア一帯、オリンピックにむけて05年から大改造が始まり、08年夏、「前門大街」はすっかり生まれかわっています。改造のテーマは、かつての商店街の空間を復活させること。それぞれの商店は、清代(1644〜1911)の商店建築を模した建物にうまれかわっています。この時代の商店建築は、建物の入り口や窓などに縁起のいいレリーフなどを施した凝ったもの。また看板なども当時のものを復活させていて、街全体がまるでテーマパークのよう、その巨大な改造の規模に驚かされます

 

清代の伝統建築風の店舗。中身はまだこれから 清代の伝統建築風の店舗。中身はまだこれから

店舗の中身はまだこれから

こうして生まれ変わった「前門大街」、店舗はまだほとんど空きが多く、中身が入るのはこれからですが、中国ではテーマパークのような街並みが人気で、それだけを見るために連日、大勢の観光客がやってきています。「前門大街」では、買物というより、テーマパークのような巨大な改造ぶりを見るのが目的となりますが、もしこのエリアで買物をしたければ、「前門大街」の西側にある通りの「大柵欄」へ。ここには、お茶の「張一元」、薬の「同仁堂」など清代から続く老舗の店が揃っています。

 

裏通りもチェックしてみると…

巨大なテーマパークのような「前門大街」、表通りの店舗建築はできあがりましたが、裏通りはまだこれから。左右の裏通りに入ると、辺り一帯、住民が立ち退いたあと、空き家となったままの平屋の古い住宅がひろがっています。時間があれば、周辺もちょっと散策してみたいもの。新旧の北京の改造のスピードと規模がしみじみ伝わってくるエリアになっています。

 

※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/10/03)
※渡航前に必ず現地の安全情報をご確認下さい。http://www.anzen.mofa.go.jp/

 

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出発地
 
ツアー
価格の目安※期間が8日程度
(東京発) 14.90万円 〜 19.90万円
(大阪発) 15.80万円 〜 22.80万円
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価格の目安
(東京発) 4.03万円 〜 34.50万円
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