- 【イギリスのABガイド】 ディキンソン恵子
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- 1994年よりロンドン在住。日系リサーチ会社、英系出版社を経て、家具作りコースや食品衛生コース終了。D.I.Y.が得意。ロンドンやイギリス生活情報をブログ「下町ロンドン日記 * My Japlish life in London」やメルマガ「ありのまま…主婦の下町ロンドン」から発信中。
イギリス・ロンドン・美術館・博物館のABガイド記事
- 行き先:
- イギリス/ロンドン
- 旅行テーマ:
- 美術館・博物館
- 掲載日:
- 2008/09/05
ロンドン港湾の歴史に迫る!ロンドン東部のドックランズ博物館が面白い
ドックランズ博物館の外壁には、荷物をつり上げていた滑車が保存されています
ドックランズの新しい博物館
2003年に開館されたMuseum in Docklands(ドックランズ博物館)は、ロンドンにある数多くある博物館の中でも歴史の浅い博物館。ところがテムズ河に接するこのドックランズにはロンドンの波止場としての長い歴史があるのです。実はこのドックランズ博物館の建物も、1802年に建築された砂糖の保管倉庫であったところ。当時この建物には、イギリス植民地であった西インド諸島から輸送された砂糖が保管されていたとか。砂糖輸入と深い関係のある奴隷制に関しても、ドックランズ博物館には充実した展示がされています。
「船乗りの町」ギャラリーにある修理屋さん
ロンドン港湾の充実した展示
ドックランズ博物館は12のギャラリーと、子供用のギャラリー、合計13のギャラリーから成り立っています。その展示物は、ローマ時代から近代までと幅広く、テムズ河沿いの湾岸やロンドン東部の歴史など興味深いものがあります。そのどれもが充実した展示物なのですが、その中でも私が好きなのは「Sailortown(船乗りの町)」。1840年〜1850年代のロンドン波止場町を再現したところです。ここには当時の、掘建て小屋がごちゃごちゃと立ち並ぶ薄暗い町の様子や、汚水設備のなかった当時の臭いまでが再現してあり、貧しかった湾岸労働者の生活を覗きみることが出来ます。
切り裂きジャックの正体は!?
5月からドックランズ博物館で特別展示されている「切り裂きジャックとイースト・エンド」。今までに展示されたことのない19世紀後半当時の警察の事件ファイル、被害者、容疑者などの詳細が公開されている上、その当時のロンドン東部の背景などがよくわかるように展示されていて、とても興味深いものになっています。そして当時新聞社や警察に届けられたという、切り裂きジャックを名乗るものからの手紙も陳列。2008年11月2日までの展示なので、お早めに!
ドックランズ博物館の中は、木造建築で素敵な雰囲気
Late@ドックランズ博物館
毎月第1木曜日は夜9時まで開館している博物館。昼間に時間がなくとも、夕方からのドックランズを楽しむのもいいかもしれません。そして、その木曜日は入館料も午後4:30以降は無料とお得です。その上、バーやライブ・ミュージックや20分間の博物館のツアーもあるそう。第1木曜日にロンドン滞在だったら、ぜひドックランズ博物館で過ごす夜を予定に入れてみてはいかが?
【関連情報】
■ Museum in Docklands
住所:West India Quay, London E14 4AL
電話:+44 (0) 870 444 3856
URL:http://www.museumindocklands.org.uk
アクセス:West India Quay(ウェスト・インディア・キイ)駅から徒歩2分、またはCanary Wharf(カナリー・ウォーフ)駅から徒歩6〜7分
入館料(1年間有効):大人£5、シニア£3、子供(16歳以下)は無料
切り裂きジャックの展示(博物館入館料も含む)は、大人£7、シニア・博物館1年チケットを持っている場合£5
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/09/05)
※渡航前に必ず現地の安全情報をご確認下さい。http://www.anzen.mofa.go.jp/
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