チェコの海外ガイド記事「プラハでの極上の過ごし方はやっぱり、夕暮れの石畳散歩☆」


 

チェコ・プラハ・観光地・名所のABガイド記事


行き先:
チェコプラハ
旅行テーマ:
観光地・名所
掲載日:
2008/08/27

ABガイド:有賀みかる

【チェコのABガイド】 有賀みかる
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2005年よりチェコ・プラハ在住。安くて美味しいビールを前に日本酒党返上…でも時々恋しくなる。複雑怪奇なチェコ語文法と格闘しつつ、中欧の小国チェコの歴史の面白さ、美しい街並み、素晴らしい建築物に浸かる日々。

プラハでの極上の過ごし方はやっぱり、夕暮れの石畳散歩☆

夕暮れから夜にかけての石畳はいつまで眺めても飽きない美しさ 夕暮れから夜にかけての石畳はいつまで眺めても飽きない美しさ

古い石畳の街の魅力

チェコ語の学校に通っていたとき、世界中から集まっているクラスメートとプラハの魅力について語る機会がよくありました。「夜のオレンジ色の光に照らされた石畳の舗道を歩くのがとにかくシアワセ」と言う私の意見に、同じヨーロッパから来てる友達たちが強く賛成してくれたのが意外でした。プラハは欧州人も憧れる古きよき石畳の街なのね、と実感。旧市街や小地区(マラー・ストラナ)の迷路のような小路を、人気がひいてひっそりした夕暮れから夜にかけてあてどなく歩くこと。お金はかからないのに一番贅沢な過ごし方といえるかも。

 

石畳は、こうしてひとつひとつ丹念に石のピースがはめ込まれたハンドメイドなのです! 石畳は、こうしてひとつひとつ丹念に石のピースがはめ込まれたハンドメイドなのです!

歩きやすい靴で

プラハの中心部の多くは石畳の通りでできています。短い滞在の間でも舗道修理シーンに出くわすかもしれません。ひとつひとつ小さな石の塊をパズルのようにはめ込んでいく作業を見ていると軽く気が遠くなるほど。ちなみにこの石の塊が猫の頭ぐらいの大きさだからなのか、石畳のことをチェコ語ではkocici hlava(コチチー・フラヴァ=猫の頭)と言うんです。時々ぽっかり穴があくようにワン・ピース欠けてたり、でっぱったりしてるのはご愛嬌。凹凸してて足に負担がかかるので、なるべくヒールのない履き慣れた靴で歩くのをおすすめします。

 

旧市街広場からティーン教会脇を抜けると雑誌にも頻出の雑貨屋さんBric a Bracの通り。雨の日の濡れた石畳はさらに風情が 旧市街広場からティーン教会脇を抜けると雑誌にも頻出の雑貨屋さんBric a Bracの通り。雨の日の濡れた石畳はさらに風情が

自分だけのお気に入り通りを見つけたら楽しい!

カレル橋の上で写真を売っている出店やお土産屋さんにある絵葉書などで気になる場所を見かけるたびに「どこの通りで撮ったの?」と聞きまくる、あるいはひたすら自分でウロウロする(笑)という地道な作戦で、お気に入り石畳撮影ポイントを開拓中の私。オススメはヨゼホフ地区にある聖アネシュカ修道院(Klaster sv. Anezky Ceske)やベトレム礼拝堂(Betlemska kaple)の周囲の小路。川向こうの小地区(マラー・ストラナ)ならイギリス大使館そばの通りやネルドヴァ通りの南あたりもいい感じ。カレル橋のたもと付近も雰囲気がある舗道がいっぱい。コツは地図とにらめっこしながら、なるべく整然としてない迷路っぽい小路を探すこと。あなただけのお気に入り石畳が見つかるといいですね。

 

旧市街広場の石畳に残された27の十字架模様。カトリックに敗れたプロテスタント貴族らの処刑場所の跡として刻まれた 旧市街広場の石畳に残された27の十字架模様。カトリックに敗れたプロテスタント貴族らの処刑場所の跡として刻まれた

歴史もきざむ石畳

石畳は大きさも色もまちまち、格子模様だったり縞々だったり、はたまた円を描くようだったりと多様なデザインがあって下を向いて歩くだけでも楽しいぐらい。時々現れる丸いマンホールの模様も、街のエンブレムが掘り込んであって美しい。さらに注意して石畳を眺めていると、いろんなことが書かれています。例えば年代。代表的なのは旧市街広場の天文時計脇にある27の十字架模様の石畳。1621年6月21日という日付が書かれているのは、ここでハプスブルク家の支配に立ち向かったプロテスタント系のチェコ貴族らが処刑された日だから。こうして石畳は、そこで起きた歴史的出来事の記念碑的役割も兼ねているのです。

 

カレル橋の前身、ユディタ橋の一部がひっそりと大切に残されている一角。プラハで最も古い石畳のひとつと言われる カレル橋の前身、ユディタ橋の一部がひっそりと大切に残されている一角。プラハで最も古い石畳のひとつと言われる

年代モノ石畳、見つけた!

石畳を作る工程を見ていると、21世紀の現在も大昔からさほど変わらない手順が受け継がれているような気がします。歴史的な建物の改築工事などのときもそうですが、改築前の一部をそのまま残して後世に伝える工夫をしているチェコ。石畳もその例にもれず、観光客でごったがえすカレル橋の前身、ユディタ橋の石畳の一部を今も見ることができます。カレル橋旧市街側の、聖フランティシェク教会の入口のすぐ右に、ひっそりと残されている黒っぽい石畳のかたまり、いかにも古そうですが12世紀からのものだそうです。

 

※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/08/27)
※渡航前に必ず現地の安全情報をご確認下さい。http://www.anzen.mofa.go.jp/

 

チェコ・プラハのツアー・航空券・ホテル

出発地
 
ツアー
価格の目安※期間が5〜15日程度
(東京発) 8.55万円 〜 108.30万円
(大阪発) 12.40万円 〜 69.90万円
航空券
価格の目安
(東京発) 8.90万円 〜 84.70万円
(大阪発) 9.15万円 〜 54.70万円
ホテル
価格の目安※1月のツイン1泊の料金
0.62万円 〜 3.66万円