- 【スペインのABガイド】 田中富子
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- スペイン・セビリア在住。2000年にたまたま訪れたセビリアに、2001年より在住。2006年5月、個人事業主のビザを取得。現在は、食品輸出入仲介業を中心に、フラメンコ留学と語学留学コーディネーター、通訳、翻訳業等、スペインと日本を橋渡しする日々。情熱がモットー。
スペイン・マラガ・観光地・名所のABガイド記事
- 行き先:
- スペイン/マラガ
- 旅行テーマ:
- 観光地・名所
- 掲載日:
- 2008/09/01
360度の絶景!小高い山の頂上にある「ヒブラルファロ砦」からマラガを一望
鋸の歯のようになっている城壁
急なジグザグ坂道の行方は??
マラガの小高い山の上に、11世紀に作られた要塞王宮がある。その並びにあるCASTILLO DE GIBRALFARO(ヒブラルファロ砦)は、要塞王宮より、急でジグザクな坂道を上り詰めること約30分のところに位置する。(要塞王宮そばから、バスで砦の入り口にも行くことが可能。)小高い山の頂上から見渡す景色は、絶景であることはもちろんだが、360度の方向で敵の侵入を監視できていたことが伺える場所である。現在は、方々を家で囲まれているが、遥か昔は森で覆われていたに違いない。
コラチャ。写真だと傾斜がうまく写らなかったが、すごい角度なんです
14世紀のアラブ時代の賜物
そのジグザクな坂道は、CORACHA(コラチャ)と呼ばれ、敵の侵入を防いでいたことには間違いない。現在は舗装してあるが、やっとのことで登れるというくらい急だ。体力のある方は、是非チャレンジして当時の兵士の力強さを感じていただきたいが、砦から要塞王宮に坂を下りるほうが、お勧めである。運動用の靴を準備していただきたい。砦の中は、残念ながら、現在は四方を囲む壁と火薬庫しか残っていないが、そのルーツは、要塞王宮同様、14世紀のアラブ時代にまで遡る。
遠くの岬まできれいに望める。ここの空気は最高!
アラブ人の賢さに驚愕
この砦には、要塞王宮を守るため、大砲が配置された。また、深さ40メートル以上の井戸が掘られ、5000人以上の守備隊の水を確保することができたというから驚く。岩状の山を掘ることの大変さは、簡単に想像がつく。また、砦内には、回教寺院、2つのパン焼きオーブンがあったそうだが、回教寺院は、その後キリスト教勢力によって教会として使用されている。その後、1929年までの戦争のため、その姿を失ってしまった。歴史とは、残虐である。
現在の小展示会場は、昔火薬庫だった
キリスト教勢力にとっても魅力的だった砦
この砦は、キリスト教勢力のカトリック両王(イサベル1世とフェルナンド2世)によって、1487年の夏、攻城された。その後、フェルナンド2世は、そこを住居として利用したという。こんな良い場所を住居として利用できたら、最高に幸せに違いない。火薬庫は、現在、その当時の軍関係の物が公開されている小展示会場となっている。軍人さんの服装や武器等が飾られており、当時が偲ばれる。また、その隣には、ちょっとしたバールがある。よい空気を吸いながら、ここで休息を取るのもいいかもしれない。
【関連情報】
■ CASTILLO DE GIBRALFARO(ヒブラルファロ砦)
住所:CMNO GIBRALFARO, 11
電話番号:952-12 20 20
HP:http://www.malagaturismo.com/jsp/quever/detalle.jsp?ideqp=248&id_idioma=1
料金:砦のみ 2ユーロ 要塞王宮と共通入場の場合 3.3ユーロ
時間割:夏季 9:00 - 20:00 冬季 9:00 - 18:00
バス:35番 1ユーロ
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/09/01)
※渡航前に必ず現地の安全情報をご確認下さい。http://www.anzen.mofa.go.jp/
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