- 【モンゴルのABガイド】 山本ちかだるま
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- モンゴル国在住。東京外国語大学モンゴル語科在学中から取材コーディネートと通訳・翻訳業を始め、2002年にモンゴルで起業。年間平均移動距離1万km、モンゴル国全21県踏破の行動派。この道一筋20年の「モンゴルよろづ屋」がお送りするぴっちぴちのモンゴル、まるかじり紀行です。
モンゴル・ウランバートル・グルメのABガイド記事
- 行き先:
- モンゴル/ウランバートル
- 旅行テーマ:
- グルメ
- 掲載日:
- 2008/08/07
黄色いタンクが目印☆街角のオアシス“クワス”で夏の暑さをふっとばそう!
ウランバートルの街角、広場、バス停の近くによくある黄色い屋台風手押し車がクワススタンド。ウランバートルの老若男女でにぎわう都会のオアシスです
街角の点在する黄色いタンク手押し車
ウランバートルの夏の風物詩。それがクワススタンド。「KBAC」と書いてクワスと読みます。鮮やかな黄色いタンクが目印です。200ccくらいの使い捨てカップ一杯で200トゥグルグ。(日本円で約20円)ウランバートルっ子が気軽に飲んでいる夏限定のドリンクです。料金はタンクに明記されているので、指一本を立てれば「1杯ください」という意思表示となる明朗会計。言葉がわからない外国人旅行客でも、安心してチャレンジできるオススメ屋台です。
硬貨が流通していないモンゴル国では、自動販売機がありません。1杯ずつ真心こめて「クワスガール」が注いでくれます。明朗会計で気軽に飲めますから、一度お試しを
老若男女誰でも飲めるヤミツキの味
クワスはロシア伝統の発酵飲料です。原料は、水と黒パンと砂糖だけ。100%ナチュラルな原料を使った健康ドリンクなのです。甘酸っぱいけれど、少し苦味も混じった、言葉で説明するのは難しいけれど、飲みなれると病みつきになる味です。遠目で見ると、昼間からビールの立ち飲み?と見間違うような色と泡。でもご安心。モンゴル市販のクワスはアルコール分がないので3歳児でも平気でごくごくと飲んでいます。ほどよい冷たさで夏の暑さでバテバテになった体をシャキッとしてくれます。
見た目は薄めの黒ビール。味はアメリカのルートビアのような甘みのあるほろ苦さ。この微妙さを気軽に家庭でも作れるようになりたいけれど、難しい
家でも手軽に作れるクワスの簡単レシピ
クワスはロシアやウクライナでは家庭でも作られているとのこと。材料は、モンゴルの食料品店ならどこでも売っているライ麦の黒パン、イースト菌と砂糖にレモン皮か果汁少々。作り方は黒パンをオーブンでじっくりトーストしたものを、沸騰したお湯に20分ほど浸します。色が茶色くなったら清潔な布巾で漉してから、液を沸騰させ、レモン果汁や砂糖を加え、火を止めます。ぬるま湯程度になったら、イースト菌を入れて容器に注ぎ、蓋をせずに1昼夜。これを冷やせば出来上がり。作り方は簡単なのに、実際作ると難しく、未だ試行錯誤中です。
人がたくさん集まる市場などでは巨大タンクのクワススタンドもあります。井戸端会議ならぬクワス端会議がウランバートルのあちこちで見られます
ツウはクワススタンドで飲むのだ
作り方をウクライナ系モンゴル人の友達に教えてもらったのですが、失敗の連続で美味しくない!と文句を言ったところ、「ツウはクワススタンドで飲むものよ」と言われました。材料はどこにでもあるもので、作り方も簡単だけれども、その配合や発酵のさせ方は気温や天候などで微調整が必要とのこと。クワススタンドのクワスは、ロシア人やモンゴル人達の長年の試行錯誤の末に編み出したこの国で最高の調合と製法で作られたものだから安心して飲める のです。缶入りの炭酸飲料やジュースが普及した今でも、クワスはモンゴルで根強い人気です。
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/08/07)
※渡航前に必ず現地の安全情報をご確認下さい。http://www.anzen.mofa.go.jp/
モンゴル・ウランバートルのツアー・航空券・ホテル
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