スウェーデンの海外ガイド記事「分類学者の父、カール・フォン・リニェーの業績を訪ねてウプサラへ」


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スウェーデン・ウプサラ・観光地・名所のABガイド記事


行き先:
スウェーデンウプサラ
旅行テーマ:
観光地・名所

分類学者の父、カール・フォン・リニェーの業績を訪ねてウプサラへ

スウェーデンのABガイド:
田中ティナ
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ABガイド:田中ティナ スウェーデン在住。東京生まれ、湘南育ち。大学では写真を学ぶ。卒業後、ライター、編集を国内外のガイドブックをメインに修業。スウェーデン語学校では各国からの移住者と友達になり、世界の異文化とのふれあいに感動の日々を送っている。「森と湖とトナカイの国、スウェーデンの旬をお届けいたします!」

100クローナ紙幣の顔でもあり、スウェーデンでは究極の有名人?!
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昨年、生誕300年記念を迎えたスウェーデンの偉人

医学や生物学者として活躍したカール・フォン・リニェー(Carl von Linne)。数々の業績のなかでも、植物を分類しラテン語で命名する方法を確立したことで、「分類学の父」として有名だ。昨年には、彼の生誕300周年を祝う記念式典がウプサラで華やかに執り行われた。その式典に、日本から天皇皇后両陛下も列席され、ウプサラ大学学長より名誉学員のメダルを贈られたと伝えられている。
リニェーが研究に没頭したウプサラの町には彼ゆかりの場所が今も大切に保存されている。今回はそのスポットをいくつか紹介しよう。

 
植物が見やすくしかも美しく配置された庭園。各植物には名札がつけられている
植物が見やすくしかも美しく配置された庭園。各植物には名札がつけられている

夏の庭を飾るカラフルな花々

さて、スウェーデン南部の町、スモーランドに生まれたリニェーはウプサラ大学で勉強。北部のラップランドの植物を研究したあとオランダに移り分類学の研究に取り組んだ。祖国に戻ってからは、ウプサラ大学の植物学教授となり生涯教育と研究に力を注いだという。
リニェー庭園は、17世紀にスウェーデンでいちばん最初に作られたフランス式の植物庭園で、1745年にリニェーがデザインし直し、現在の姿を形作ったとされている。庭園には千種類を超える植物が整然と分類され、夏には色とりどりの花を咲かせている。博物館として開放されている建物は、35年間リニェーが住んでいたところでもあるという。

 
たくさんの植物の中にシソを発見! アジアから種が運ばれたのだろうか?
たくさんの植物の中にシソを発見! アジアから種が運ばれたのだろうか?

広大な植物園は研究と教育の場

リニェー庭園から川を渡り教会を抜けて、一部が美術館として活用されている城跡方向へ向かうと、右手に広々とした植物園の区画が見えてくる。植物園はウプサラ大学が管理しており、スウェーデンでいちばん歴史がある。1741年、リニェーがウプサラ大学の教授になったときに再建され、現在では34エーカー(約14ヘクタール)の土地に世界から集められた1万1千種類もの植物が育成され、研究や教育に活用されているという。
植物園には小川が流れ、ところどころベンチも配置されて、人々の憩いの場所としても親しまれている

 
ウプサラもご他聞に漏れず町の中に川が流れている。川面を渡る風がさわやか。川の向こうには彼が埋葬された教会が見える
ウプサラもご他聞に漏れず町の中に川が流れている。川面を渡る風がさわやか。川の向こうには彼が埋葬された教会が見える

足跡を巡るバスツアーもお得

リニェー庭園、博物館、教会、植物園などウプサラにある彼の足跡をバスで巡るツアー(http://www.ul.se/en/Linnaeus/)もある。ツアーは9月14日まで月曜日以外の毎日11時から17時まで1時間ごとに、ウプサラの中央駅のB1から出発する。チケットは大人80クローナ(約1400円)、子供40クローナ(約710円)でバスや観光案内所などで購入可。また、市内から15キロほどのところにある彼のサマーハウスを改装した博物館にも足を伸ばすことができるし、チケットは一日有効なので、バスの集合時間などを気にせず思い思いに時を過ごすことができるのでお得。

 

【関連情報】

■ 植物園
住所:Villavagen 8 752 36 Uppsala
電話:018-471 28 38
開園時間:9月まで毎日09:00〜21:00、10月から4月は7:00〜19:00。
ガイドツアー:土、日曜16時(英語)。参加料30クローナ(約530円)。
熱帯植物園は火曜から金曜日、9:00〜15:00。水曜は19:00、土、日曜は12:00〜15:00。入園料大人40クローナ(約710円)15歳まで無料。
URL:http://www.botan.uu.se/Botaneng.html

■ リニェー庭園
住所:Svartbacksgatan 27 , Uppsala
電話:018-471 25 76
開園時間:9月まで火曜から日曜、11:00〜20:00。展覧会、ショップや博物館は11:00〜17:00。入園料50クローナ(約900円)、16歳まで無料。
ガイドツアーは:9月まで毎日14時(英語)。
URL:http://www.linnaeus.uu.se/LTeng.html(英語)

行き方:ストックホルムからウプサラまで列車の種類によってばらつきはあるが40分ほど。料金は39クローナ(約700円)から。
※スウェーデンでは列車の料金は発車時間によって異なるため。

 
 

掲載日:2008/07/17
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。

スウェーデン・ウプサラのツアー・航空券・ホテル

出発地
 
ツアー
価格の目安※期間が6〜12日程度
(東京発) 11.80万円 〜 79.90万円
(大阪発) 12.80万円 〜 75.98万円
航空券
価格の目安
(東京発) 8.90万円 〜 84.70万円
(大阪発) 9.15万円 〜 54.70万円
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