フランス・パリ・祭り・イベントのABガイド記事
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音楽を聞きながら、ベルサイユ宮殿の庭で噴水スペクタクルを
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音楽修行に渡仏し20年。教会オルガニストとして活動する傍ら、日本の女性誌やWEBにフランスの新鮮な話題を常時発信。在仏日本人向けコミュニティー誌「Bisou」や、海外で活動するライター仲間が集るメルマガ「地球はとっても丸い」の編集にも携わる。
10月26日までのウィークエンドのみ!
フランスで絶対王制を完成させたルイ14世のお城、ベルサイユ宮殿で、当時、作曲された音楽を聞きながら庭園を散歩してみたら?これはなかなか貴重な体験。10月26日までの土・日の11時から12時と、15時半から17時半までの間だけ、噴水スペクタクルを見ることができます。水不足は、今や、地球上みんなの問題ですが、それはルイ14世の時代も同じでした。王様が「朕はこれから庭に行く」と仰せになると、従僕が走って噴水係に連絡に行き、噴水スペクタクルが始まるというシステムで、いくら王様といえども、年中水を出しっ放しにしていたわけではありませんでした。
フランス庭園の真髄はここ、ベルサイユ
ル・ノートルという造園家によって構想されたこの庭園、後のフランス庭園のモデルになりました。造園というのは、自然に生える植物に人工的な形を加えるということですが、これには、「王様は人間だけではなく、自然を統治する力もある」という意味合いがあったようです。実際のところ、ベルサイユは沼地だったため、この土地に巨大な城を建て、850ヘクタールの庭園を作るのは、至難の技だったということ。そして、禅寺の庭園と同じように、この庭園にもいろいろなシンボルが込められています。その謎解きの鍵はギリシア神話。
「朕はアポロンなり」?
ルイ14世は自分のことをギリシア神話の太陽神アポロンにたとえていました。得意のバレエを披露する時に、アポロンの衣装をつけたというのは有名なエピソード。だから太陽神である王様の寝室は、もちろん、日が昇る東にありました。そして、西側、庭園の最初の噴水は、アポロンの母である「レトの噴水」。そして、庭園のいちばん奥にある「アポロンの馬車の噴水」は、日暮れ時には、本当に黄昏のなかを走り去る馬車のように見えるということ。
馬術バレエのスペクタクルも
8月の各土曜日、21時半から23時半は、音楽を聞きながらの噴水スペクタクルだけではなく、花火も楽しめます。また、8月29,30日、9月5,6,12,13日の21時半には、日本でも知られている馬術アーチスト、バルタバスの率いる「ベルサイユ馬術アカデミー」の乗馬スペクタクルも。馬たちがリュリーやラモーの音楽に乗って踊る姿はエレガンスの極み。インターネットでも予約できるので、もう見逃せない!
【関連情報】
■ベルサイユ馬術アカデミー
http://www.acadequestre.fr/index-5-actualite-fr-0-0-0.htm
■The Fountains of Versailles
www.chateauversailles-spectacles.fr
掲載日:2008/07/18
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
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