チェコ・プラハ・グルメのABガイド記事
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プラハのVIP御用達! ルヴィー・ドゥヴールで名物・子豚のローストに舌鼓
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- 有賀みかる
2005年よりチェコ・プラハ在住。安くて美味しいビールを前に日本酒党返上…でも時々恋しくなる。複雑怪奇なチェコ語文法と格闘しつつ、中欧の小国チェコの歴史の面白さ、美しい街並み、素晴らしい建築物に浸かる日々。
プラハ城北門からすぐの有名レストラン
どこの街にもVIPが好きなレストランというものがありますが、プラハ城北門からすぐの一軒家レストラン「ルヴィー・ドゥヴール」も、まさにそんなひとつ。もちろんプラハで最も観光客を集めるプラハ城のすぐそばという立地から、観光客も多いのですが、名物・子豚のローストをはじめ幅広いメニュー、その安定して美味しい味、落ち着いたインテリアと夏のテラスがいい雰囲気なので地元の人たちにも人気のレストランです。店内には来店したチェコ内外の有名人の写真やサインがいっぱい。
起源はルネサンス時代にさかのぼる? 名物・子豚のロースト
さて、ここの名物は17世紀初めにプラハを訪れた仏人紀行家の書物にも登場したという豚の丸焼き。といってもちゃんと食べやすいサイズに切り分けてくれるからご安心を(300g、590kc/約4000円から)。豚は捨てるとこがないと言われますが、一番外側の皮って食べられないものと思っていました。最初はおそるおそる、という感じでしたが、パリパリしていて案外美味。白ワインを使ったいい香りの特製スパイシーソースでいただきます。付け合わせのクリスピーな自家製じゃがいもチップスもクセになる美味しさ。ビールはもちろん、ワインと合わせても良さそうです。
おすすめは聖ヴィート教会も見える2Fのテラス席
ところでこの店名、ルヴィー・ドゥヴール(Lvi dvur)とは、チェコ語で「ライオンの中庭」を意味します。由来は16世紀にまで遡り、当時チェコを含むボヘミア、ハンガリーの王、そして神聖ローマ帝国の皇帝でもあったルドルフ2世が集めた猛獣・珍獣を飼っていた場所だったから。好奇心旺盛なこの皇帝、プラハ城の庭の一角だったこの場所にライオンの他に虎や熊、オウム他珍しい動物を多数所有していたのだそう。山小屋風の一軒家のインテリアは落ち着いた雰囲気、個室も可愛らしいですが、夏は聖ヴィート教会も見える緑に囲まれた2Fのテラス席がオススメ。
子豚の他にも美味しいものがいっぱい!
2Fのテラス席は食事をする人優先ですが、子豚はちょっと…という方にも朗報。日替わりメニューの魚介類もいいし、いつ行ってもひと工夫あるグルメメニューが揃っているから安心。ここで供されるクルショヴィツェ・ビールを使ったチェコ料理の定番グヤーシュもいいし、パスタ類なども充実。デザートも丁寧な手作りの優しい味で、こってり料理の後もついオーダー。フルコースなら庶民的なビア・ホールの3倍ぐらいの予算は見積もっておくべき高級レストランの部類に入りますが、気取らずグルメを楽しむチェコのVIPの気分で、ちょっと優雅なお食事タイムを満喫してみてはいかが。
【関連情報】
レストラン ルヴィー・ドゥヴール(Restaurant Lvi dvur)
住所:U Prasneho mostu 6/51,Prague Castle
電話:420-224-372-361
営業時間:月〜日11:00〜24:00
E-mail:lvidvur@lvidvur.cz
予算:1人1000kc〜(約6500円)
URL:http://www.lvidvur.cz
アクセス:プラハ城北門からすぐ。トラム22または23番「Prazsky hrad」下車、目の前。
掲載日:2008/07/18
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
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