カンボジア・プノンペン・船・クルーズのABガイド記事
- 行き先:
- カンボジア/プノンペン
- 旅行テーマ:
- 船・クルーズ
アジア6カ国を流れる国際河川 メコン川を渡るネアックルアンのフェリーに乗ろう!
- カンボジアのABガイド:
- 井伊 誠
カンボジア在住。遺跡以外のカンボジアを旅する本トーマダーの発行人・編集人。王立プノンペン大学外国語研究所にてカンボジア語を学んだ後、人間の暮らしをテーマとして取材活動を開始。お気に入りはカンボジアの広々とした空、ちょっとしつこいカンボジア人のギャグ、バイクでカンボジアの田舎を駆け巡ること、酒の時間。
フェリーに乗ってメコン川をクルージング!
カンボジアの首都プノンペンは、メコン川とトンレサップ川の交わるところにあり、水上交通の要衝として栄えた町です。アジア6カ国を流れる国際河川のメコン川は、カンボジアの国土を東西に分けるように流れ、南部のカンダール州とプレイベーン州との境を通ってベトナムへ流れ出ます。その途中にあるメコン川沿いの町ネアックルアンはまだ架橋されていないため、川渡しのフェリーが大活躍しています。のんびりとしたフェリーで水際の人々の暮らしを見ながら大河メコンを渡るのはなかなか味わい深いものです。
カンボジアの大動脈を支えるフェリー
ネアックルアンは首都プノンペンと南東部のスバイリエン州とを結ぶ国道1号線沿いにあります。国道1号線はベトナム南部の商業都市ホーチミン市へと続く国際道路で、カンボジア国内の大動脈のひとつとなっていますが、架橋されていないためネアックルアンのところで分断されたような状態になっているのです。ここを大きなフェリーが往復し、大型トラックやバス、車、バイクなどを運んでいます。ホーチミン市から陸路で国境を越えてプノンペン市を目指す旅行者が乗るバスも、このフェリーを利用してメコン川を渡るのです。
豚や牛、鶏、アヒルもフェリーの乗客!?
フェリーに乗るのは人間や上記の乗り物だけではありません。牛や豚、鶏、アヒルなども「乗客」として川を渡ります。これらの動物たちは、おもに食用としてカンボジア南東部の州からプノンペンなどへ出荷されるのです。バイクの荷台に括り付けられた鶏やアヒルが「ガーガー」と鳴き、豚が「ブヒッブヒッ」と叫び、その間では新聞やサングラス、冷たい飲み物、果物、スナック類などの売り子さんが商売をしています。フェリーの上はとてもにぎやか。カンボジアの経済を支える存在ともいえるネアックルアンの渡し場は、朝早くから夜遅くまで賑わっているのです。
大河メコンの力強い流れを感じよう
フェリーの上から眺めるメコン川の滔々とした流れにも旅情をかき立てられます。チベット高原に源を発し、中国の雲南省を通ってミャンマー・ラオス国境線、タイ・ラオス国境線、カンボジアを流れてベトナムに抜ける大河メコン。ネアックルアンのフェリーに乗りながら、この川の流域に思いを馳せてみると、東南アジアの旅がよりいっそう立体的に感じられることでしょう。ネアックルアンのフェリーに乗り、大河メコンの力強い流れを肌で感じてみませんか。
【関連情報】
■ネアックルアン(Neak Luong)のフェリー
アクセス:首都プノンペンから国道1号線をスバイリエン方面へ進む。車で約1時間30分。
フェリー数:2
待ち時間:平日なら30分程度。カンボジアの大型連休(カンボジア正月やお盆など)の混雑時は2時間近く待つこともある。
備考:フェリー乗り場には有料トイレがある。また、周辺には食堂や飲み物の販売店などもある。
掲載日:2008/07/10
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
カンボジア・プノンペンのツアー・航空券・ホテル
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