アメリカ合衆国・ニューヨーク・観光地・名所のABガイド記事
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911の惨劇からチャペルを守った、いちじくの木―NYの歴史を見続けた「トリニティ教会」へ
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ニューヨーク在住。大阪での会社員生活から一変、夫の転勤に伴いマンハッタン生活が始まる。常にカメラを持ち歩き、少しでも時間が有れば、綺麗なものや面白いものを見つけに出かけてしまう。特に美味しいものを嗅ぎつけるのは大得意!知れば知るほど魅惑的なニューヨーク。人種のるつぼの街で各国文化を体験中!
金融街のビル郡に囲まれる教会
ロウワーマンハッタンでひときわ目立つゴシック様式の「トリニティ教会」は、金融街の高層ビル群に囲まれながらも、その風格は堂々たるもの。
建物は全米の歴史的建造物の一つに指定されています。
トリニティ教会の建立は1697年。1600年代初めにオランダ人が始めてマンハッタン島南側に上陸してから、ニューヨークはロウワーマンハッタンから徐々に栄えていきました。かつてのイギリス植民地の時代から、2度の建て替えを経て、911の悲劇を過ぎ、現在に至ります。
ニューヨークの歴史を見続けたトリニティ教会へ、一度足を踏み入れる価値は有りそうです。
平和を思い続けるブロンズの木
トリニティ教会の入り口すぐ左側に、赤い樹木のようなオブジェがあります。
2001年9月11日、世界貿易センタービル崩壊時、すぐ近くの姉妹教会(セントポール教会)にも被害が及びました。飛んできた崩落物の塊が境内にあった樹齢70年の大きないちじくの木に当たり、木を根こそぎ倒してしまいましたが、そのお蔭で教会のチャペルは損壊の危機を免れたのです。いちじくの木がチャペルを守ったわけですね。彫刻家のスティーブ・トービンが、この木をもとに上下逆さまのブロンズ彫刻を制作。平和と和解と生命の願いが込められているのです。
アメリカ最古のステンドグラスや美術品が保管
トリニティ教会は、ウォール・ストリートをまっすぐ西へ、ちょうどブロードウェイに突き当たった場所にあります。写真を撮るには、ウォール・ストリートのニューヨーク証券取引所辺りからシャッターを切ると、全体像を写せていい感じに! 冬は太陽の光が周りの高層ビルに遮られるため、朝10時半ごろまでがいいでしょう。教会全体に朝日が照らされて綺麗です。
教会墓地にはアメリカの著名人が眠り、教会内部ではアメリカ最古の美しいステンドグラスがあります。ニューヨークの歴史をじんわりと感じることができる美しい教会です。
【関連情報】
■ Trinity Church St. Paul's Chapel
住所:74 Trinity Place, New York, NY 10006
最寄駅:地下鉄4,5線「Wall Street」、1、R,W線「Rector Street」すぐ。
WEB:http://www.trinitywallstreet.org/
掲載日:2008/07/09
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
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