ベルギー・ブリュッセル・観光地・名所のABガイド記事
- 行き先:
- ベルギー/ブリュッセル
- 旅行テーマ:
- 観光地・名所
ヨーロッパで最も美しい森のひとつ、カンブルの森〜ルイーズ通りから続く市民の憩いの公園へ
- ベルギーのABガイド:
- 内田由香
ベルギー・ブリュッセル在住。北海道生まれの道産子。10代後半よりアメリカ、京都、沖縄、大阪、札幌、そして現在はベルギーに住む。飲食店オーナー目指し2004年脱サラ。後、料理&経営修行。「星付きレストランがフランス並みにある」と聞いてロータリークラブ奨学金を受けたのをきっかけに、2007年1月よりブリュッセルへ。
ソワーニュの森の中にあったブリュッセル
ブリュッセルという街の特徴の一つに、緑の豊かさが挙げられると思うのですが、なんと市内の公園の数は80を越えるそうです(ここでいう公園=緑地や庭園のこと。子供の砂場・遊び場の類いはカウントされていません)。この人口100万の小さな都会では、緑の中に人々の暮らしがあるといっても良いほどの数です。というのも、その緑地のほとんどは元々「ソワーニュの森」と呼ばれる広大な森で、歴史とともに一部を公園として切り取り、市民に解放されたという経緯を持っています。
歴史的建造物にも指定されたカンブルの森
旅先で、現地の人々の暮らしを真似してみるのも一つの楽しみです。マルシェにいったり、地元民で賑わうカフェのテラスでお茶をするのがまさにそれだと思います。今回は、ブリュッセルのアップタウン「ルイーズ通り」でお買い物を楽しんだ合間に、公園でランチをしてみませんか? 市民が憩うその公園は、ルイーズ通りの突き当たりにあり、しかも1976年に歴史的建造物にも指定された場所!「カンブルの森」です。
お気に入りのポイントをみつけよう!
まずは、公園をあちこち散歩してみて、自分の好きな場所を見つけてみては? ベルギー独立後35年目の1865年に市民に解放されたこの公園は、ソワーニュの森の一部、面積にして124ヘクタールをドイツ人庭園設計師ケイリグによって設計されました。広い芝生、人工池、小径、変化に富む庭園には、休日には散歩や乗馬を楽しんだり、ベンチでおしゃべりしたりする人々の姿で活気づきます。一方平日はもっと穏やかで、池のほとりのベンチで本を読むビジネスマン、そして芝生では学生が休みをとっている姿がちらほら見えます。
かつての大修道院、現アートスクールも
カンブルの森には、12世紀末に建てられたカンブル大修道院Abbey de la Cambreがあり、現在はアートスクール「ラ・カンブル」として使われています。(この修道院の一部は曜日、時間限定で見学ができます。)このアートスクールはファッションデザイン分野で優秀なデザイナーを輩出しており、例えばロエベの現クリエイティブ・ディレクターもここの出身だそうです。ファッションの街アントワープを凌ぐ勢いでブリュッセルを発展させている中心的役割りを担っています。
ブリュッセルのアップタウン、ルイーズでショッピングの際には、ぜひこのカンブルの森へ立ち寄って自然に触れ、「いま」のブリュッセルに触れてみませんか?
【関連情報】
■ Abbey de la Cambre(カンブル大修道院)
住所: abbey de la Cambre
電話番号:+32(0)2 648 11 21
営業時間:9:00-12:00 15:00-18:00
定休日:火・土・日の午前中、祝の午後
その他:トラム93、94でルイーズ通りからアクセスできます。
掲載日:2008/07/03
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
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