フランス・フォンテーヌブロー・世界遺産のABガイド記事
- 行き先:
- フランス/フォンテーヌブロー
- 旅行テーマ:
- 世界遺産
パリからわずか一時間、フォンテーヌブローのお城へ
- フランスのABガイド:
- 夏樹
音楽修行に渡仏し20年。教会オルガニストとして活動する傍ら、日本の女性誌やWEBにフランスの新鮮な話題を常時発信。在仏日本人向けコミュニティー誌「Bisou」や、海外で活動するライター仲間が集るメルマガ「地球はとっても丸い」の編集にも携わる。
メトロのgare de lyon駅から郊外列車に乗れば、あっという間
パリもいいけれども、たまには、遠出したいという方におすすめなのはフォンテーヌブローの森とお城。ヴェルサイユ宮殿のような予約の煩雑さもなく、また、世界中から押し寄せるツーリストの波にさらわれて迷子になりそうになることもありません。とくに、午前中にお城に入れば、急がずゆっくり見学できます。お昼は、お城を出てすぐの商店街にたくさんあるレストランで食事することもできるし、お城の庭でピクニックもオーケー。同日なら、再入場も可。
8世紀にわたって、歴代のフランス王たちに愛されたお城
フォンテーヌブローの森は、貴族と王族だけに許されるスポーツ、狩猟に恰好の場でした。そのため、この地には1137年以降、狩猟を楽しみにやって来るフランス王が従者たちと寝泊まりするための城がありました。今、中世期の城は、わずか塔の一部が残るばかり。現存するのは、フランソワ一世のルネサンス以降に建設されたものです。ナポレオン皇帝もここに住み、ロシア遠征に敗れ、エルベ島に追放される前、この城の中庭で、忠実だった部下たちに別れを告げたということ。
マザコンだったフランソワ1世
いちばんの見どころは、フランソワ一世のギャラリー。15世紀イタリアに開花したルネサンスをフランスに取り入れようとしたフランソワ一世は、ロッソやプリマチスといった優れたイタリアのアーチストをフォンテーヌブローに呼び寄せました。そのロッソの傑作が、このギャラリー。王のアパルトマンからチャペルへ直接行けるようになっていました。また、マザコンの彼は、実母のアパルトマンとも、このギャラリーを通じて直通できるように計らったとか。
王妃たちの寝室も見れる!
マリーアントワネットや、ナポレオン妃ジョゼフィーヌの寝室も見ることができます。どの寝室を見ても驚くのは、ベッドの小ささ。当時の人々は、完全に横になって眠るということはなく、長椅子に座るような感覚で、眠るのが習慣だったからだそう。マリー・アントワネットは、政敵の多いヴェルサイユ宮殿での生活に疲れると、フォンテーヌブローに船でバカンスに来たということ。イメージからは、派手好きの王妃さまですが、こんな一面もあったのだなとしんみり。
【関連情報】
http://www.musee-chateau-fontainebleau.fr/
火曜日休館
開館時間:朝9時半から夕方5時まで
掲載日:2008/06/25
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
フランス・フォンテーヌブローのツアー・航空券・ホテル
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