ベルギー・ブリュッセル・観光地・名所のABガイド記事
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郊外まで行く価値あり!美しい公園に佇むフォロン・ミュージアムで絵本の中の世界へ!
- ベルギーのABガイド:
- 内田由香
ベルギー・ブリュッセル在住。北海道生まれの道産子。10代後半よりアメリカ、京都、沖縄、大阪、札幌、そして現在はベルギーに住む。飲食店オーナー目指し2004年脱サラ。後、料理&経営修行。「星付きレストランがフランス並みにある」と聞いてロータリークラブ奨学金を受けたのをきっかけに、2007年1月よりブリュッセルへ。
フォロン氏自ら創った、夢のような空間へ
今回は、私がベルギーで一番好きな場所を紹介します! それは現代アーティスト、ジャン・ミシェル・フォロン氏が生前自ら創設した「フォロン・ミュージアム(Fondation Folon)」です。彼を知る人も知らない人も、ぜひ訪れて欲しいその美術館は、ブリュッセルの郊外の美しいユルプ(Hulpe)という場所のソルベイ公園の敷地内にあります。美術館の周辺も中もまるで夢の国のよう! 一度でも訪れたら、きっとエイビーロード読者の皆さんの心に残る場所になるでしょう。
美しい風景の中の農家屋敷が…!
ブリュッセルから車で約20分のソルベイ公園に足を踏み入れると、大きなポプラの木々や泉、牛や馬が草を食み…と、ヨーロッパののどかな田舎風景が広がっています。そのうちに、まるでおとぎ話に出てくるようなお城、シャトー・ド・ユルプが姿を現します。その先の森を抜けると、白壁にオレンジ色の屋根の大きな農家屋敷があり、それがなんとフォロンミュージアムなのです! ベルギー生まれのフォロン氏はパリを中心に活動していましたが、彼晩年自らのミュージアムを創設するにあたって、幼少期大好きだったこの場所を選び、その敷地内にあった大きな農家を改装したということです。
エンターテイメントな仕掛けがいっぱい!
このミュージアムは、フォロン氏の人間性の奥深さに溢れていて、人権や環境をテーマにした作品からユーモアを利かせた作品など、彼の作品の息づかいが感じられます。まずは入り口。チェコ人のカフカから日本人作家まで世界中の本の装丁を手がけた彼ならではの仕掛けに思わず微笑んでしまいます。(詳しくは行ってのオタノシミ!)。そのほか、船の中から海を見ているような部屋があったり、彼の創作風景が映像で見ることができたりと、エンターテイメント満載! 個人的には水彩画の淡い色彩とふわりとした構図が大好きですが、この場所に展示されている水彩画、油彩画、彫刻、コラージュ等々の300点余りの作品を見ると、彼の創作活動の幅の広さに驚いてしまいます。
ミュージアムショップと公園も大切です!
そんなフォロン氏の世界にハマり込んだ後は、ミュージアムショップで気に入った作品のハガキやポスターが購入できるのが嬉しいところ。なんと、彼はベルギーのチョコレートブランドのレオニダスとコラボして社会貢献を試みています。フォロン氏デザインによる素敵な缶に入ったチョコレートを買うと、そのお金がユニセフ基金になるというアイディア! お土産に一つ購入しましたが大好評でした。
ショップを出た後は、ぜひちょっと散歩してみてください。ソルベイ公園の中に、フォロン氏の姿を見つけられるかもしれません。
【関連情報】
■ Fondation folon (フォロンミュージアム)
住所: Ferme du Chateau de La Hulpe, Dreve de la Ramee, Terhulpen 1310 La Hulpe
電話番号:+32(0)2 653 34 56
URL:http://fondationfolon.be(英仏蘭語あり)
営業時間:10:00-18:00(最終入館時間17:00)
定休日:月
掲載日:2008/06/26
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
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