イタリアの海外ガイド記事「ローマ時代のダウンタウン、モンティ地区 〜情緒のある街並みを歩く〜」


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イタリア・ローマ・世界遺産のABガイド記事


行き先:
イタリアローマ
旅行テーマ:
世界遺産

ローマ時代のダウンタウン、モンティ地区 〜情緒のある街並みを歩く〜

イタリアのABガイド:
山盛菜々子
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ABガイド:山盛菜々子 イタリア在住。外国人記者クラブ所属。日本ではブルームバーグ、スカイイタリアのアジア特派員として生放送に出演。政治家、実業家、俳優、デザイナーなど、多数の著名人と対談。2006年4月に、フリーの記者として独立。ファッション、紀行、デザインの取材に関わることが多いが、文化、政治経済、エンターテイメントなど、ジャンルを問わずに幅広く活躍中。

情緒のある Monti 地区
情緒のある Monti 地区

古代のダウンタウン モンティ地区

スペイン階段とコロッセオの中間ぐらいにあるモンティ地区。ローマ旧市街の12地区のうちの1地区である。古代は、売春宿などがある貧民街で、かなり人口密度が高かったらしい。「Monti(モンティ)」はイタリア語で山々という意味で、その名前のとおり、このエリアは、道幅の狭い急な坂に囲まれていた。そのため、下水道が破壊された中世期には、水を運ぶのが大変で、多くの住民が立ち退いていったと言われている。1800年代の初期でさえも、水回りが悪いこと、バチカンから遠いなどの理由から、あまり人気のあるエリアではなかったようだ。

 

歴史の重みを感じさせられる街並

モンティ地区の暗い雰囲気が変わりはじめたのは、19世紀にローマがイタリア共和国の首都になってから。この頃になって、都市計画が進められたからだ。そして、ファシズム時代には、大通りフォーリ・インペリアーリを開発するために、近辺にあったモンティ地区が一変した。この道の開発のために、地下に何百年も眠っていたフォーラムが発掘されたからだ。モンティ地区から徒歩15分以内で行かれる遺跡は、コロッセオ、ネロのドームス・アウレリア、トライアン浴場、タイタス浴場、トライアヌス市場など。近辺にある遺跡の数から想像できるように、このモンティ地区は歴史にどっぷりつかっているエリアなのである。

 

古代の貧民街は今や高級住宅地

テルミニ中央駅から地下鉄で1駅、コロッセオから歩いて15分という便利な位置にあるこの地区は、今や高級住宅地。友人がこのあたりに小さな2DKを借りていたが、家賃は確か2000ユーロぐらいだった。日本円にしてなんと30万円以上! 住民にはアーティストも多いとか。

 

個性派はモンティで遊ぶ!

一方で、レストラン、バー、セレクトショップなどが石畳の細い道に並んでおり、ローマの情緒のある場所として親しまれている。ほとんどの店はこじんまりとした個人店で、大通りにはないユニークなお店が多いのが特徴だ。坂を上り下りしなければならないので、歩きやすい靴を履いていくこと! Via dei Serpenti (セルペンティ通り)には、インド料理や和食のレストランもあり、イタリア料理に飽きたらここへ。多くのエノテカやレストランは遅くまで営業してるので、夜更かしさんにもお勧めだ。

 

【関連情報】

住所:Piazza Madonna dei Monti (マドンナ・デイ・モンティ広場)
Via dei Serpenti (セルペンティ通り)
地下鉄B線で中央駅のTermini から一駅、
Cavour で下車。徒歩5分ほど。

 
 

掲載日:2008/06/20
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。

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