モンゴル・ウランバートル・大自然のABガイド記事
- 行き先:
- モンゴル/ウランバートル
- 旅行テーマ:
- 大自然
草原からのメッセージ 花で占う今年のモンゴル
- モンゴルのABガイド:
- 山本ちかだるま
モンゴル国在住。東京外国語大学モンゴル語科在学中から取材コーディネートと通訳・翻訳業を始め、2002年にモンゴルで起業。年間平均移動距離1万km、モンゴル国全21県踏破の行動派。この道一筋20年の「モンゴルよろづ屋」がお送りするぴっちぴちのモンゴル、まるかじり紀行です。
大地VS植物 草原は花々のバトルフィールド?
モンゴル高原もようやく夏本番。日本は梅雨入りでじめじめした天気が続いていらっしゃるのでしょうか? 内陸の乾燥した空気の中で暮らす私にとっては、梅雨のしっとり感はうらやましい限り。こちらは6月初めまでの吹雪が嘘のように、毎日、日中35℃を超す猛暑となっております。寒さから暑さまでが極端なモンゴル草原で短い夏に繰り広げられる植物のサバイバルゲームは、自然が織りなすダイナミックなフラワーイルミネーション。もともとが高原にあるので、気軽に高山植物観察ができるのも魅力です。
モンゴルの春を告げる花 ヤルゴイ
日本ではオキナグサという名前で親しまれているヤルゴイは、モンゴルの春を告げる花です。ヤルゴイがいつ花を咲かせるかで遊牧民は今年の夏を占います。ヤルゴイの咲きかけの花を食べるとその年は風邪をひかないとのこと。ヤギはこのヤルゴイが大好物で花が咲き始めると、群れがバラバラになってしまうので「遊牧民泣かせ」の花なのです。モンゴル人にとって色々な思い入れのある特別な花ですね。今年は時期的には少し遅めで花畑もあまり広がっていないので、暑くて乾燥した夏になるかもしれません。
砂漠に咲く「モンゴル桜」 馬やラクダでお花見気分
モンゴルにもサクラの仲間が自生しています。「モンゴルザクラ」(=モンゴル名:ボイルス)の花盛りは、わずか4−7日間。お花見ツアーはその時期に居合わせた人しか参加できない幻の名企画です。地元の遊牧民さんが随時、蕾の様子を観察し報告してくれますが、日本で宣伝するのは難しいのでモンゴル在住の日本人の友人知人をお誘いして「乗馬で楽しむ砂漠のお花見ツアー」を急遽敢行するのが恒例です。砂丘をぐるりと日本の桜よりやや濃いピンクをしたモンゴルザクラが咲き乱れる中での乗馬、ラクダ騎乗は爽快ですよ。
400種類以上の薬草が次々に咲くモンゴル高原
植物の成長条件は気温・日照条件・降水量(土壌水分)が三本柱。モンゴル高原にある植物の「草魂」はタダモノではありません。3年間日照りが続いたゴビ砂漠でも数時間どしゃぶりになればが、一夜明ければ緑の草原に大変身。水分の蒸散を防ぐために小ぶりなものが多いけれど、薬効成分がみっしり凝縮されてます。草原に生えている牧草はどれも良質なハーブや薬草。それを餌にしているモンゴルの家畜もまた健康なハーブ羊やハーブ牛なのです。目で楽しみ、食べておいしいモンゴルの花園。これからは毎日目が離せません。
【関連情報】
モンゴルザクラの乗馬ツアー関連のお問い合わせ先
モンゴルホライズン:E-mail/snd48644@nifty.com
花の見頃は大体5月下旬から6月上旬。状況は逐一地元の遊牧民から報告されるので、それにあわせてツアー日程を決めています。
植物観賞ツアーのお勧め現地旅行会社:アイリスツアー
電話:976-99117041(日本語可・担当:ニンジン)
E-mail:iris@mobinet.mn(日本語可)
掲載日:2008/06/23
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
モンゴル・ウランバートルのツアー・航空券・ホテル
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