インド・コルカタ・観光地・名所のABガイド記事
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英領時代の面影を残すコルカタのヴィクトリア聖堂
- インドのABガイド:
- 鈴木千晶
インド・ベナレス在住。旅行で訪れたインドに魅了され早10数年。2001年にまずはヒンディー語留学の為デリーへ。その後ベナレスへ居を移し、現在は日本語教師、ライター、通訳などをこなしつつ、日印交流の掛け橋の一助となるべく奮闘中。「インドはもはやライフワーク!」と言い切る根っからのインド好き。
コルカタには英領時代の建物がたくさん
20世紀の初めまで英領インドの首都であったコルカタ。この街の大部分が当時のイギリスによって作られました。インドらしい喧騒が広がるコルカタですが、今でも街のあちこちに英領時代の建造物が残っており、英国植民地時代の名残を見てとることができます。街の中心にあるモイダン公園は広々とした気持ちの良い公園ですが、園内には庭園や要塞など英国統治時代に造られたものがたくさんあります。そしてその中でも特に立派で美しいのがヴィクトリア記念堂。堂々たる白亜の建物です。
コルカタのタージ・マハル!
ヴィクトリア記念堂は、当時インド皇帝を兼任していたイギリスのヴィクトリア女王を記念して造られたものです。女王が亡くなって4年後の1905年に建設が始まり、完成したのは1921年。全て白大理石で造られたヴィクトリア記念堂は、アーグラーのタージ・マハルをモデルにして造られたと言われています。西洋建築のヴィクトリア聖堂ですが、純白の大理石が青い空に輝き圧倒的な美しさを見せる点は、確かにあのタージ・マハルに似ているかも…。
博物館には見どころがたくさん
記念堂の内部は博物館になっています。ヴィクトリア女王が幼少時に使っていたピアノ、ヴィクトリア朝時代の絵画、インド全国から集められた美術品などコレクションは膨大な数。英領時代のインド史に関する肖像・彫像・絵などもあり、当時の様子が目に浮かびます。他にもカルカッタ・ギャラリーでは初期のコルカタを描いた絵など、ナショナル・リーダーズ・ギャラリーでは、タゴールをはじめとするインドの政治的・社会的指導者の肖像を見ることができ、とにかく見ごたえがあります。
公園でのんびりと記念堂を眺めましょう
ヴィクトリア記念堂の周りは、整備された美しい公園になっています。芝生で覆われた広場や池などがあり、たくさんのインド人がここでのんびりとくつろいでいます。芝生に座ると、目の前には美しい白亜のヴィクトリア記念堂。ここでひと休みして美しい景観を楽しんでいると、あっという間に時間がたってしまいそう! 英国統治時代の建物として、最も素晴らしい場所の一つであるヴィクトリア記念堂。コルカタに来たら、絶対に訪れてくださいね。
【関連情報】
■ヴィクトリア記念堂(Victoria Memorial)
アクセス:地下鉄Ravindra Sadan駅から徒歩10分
URL:http://www.victoriamemorial-cal.org/index2.html
1.ヴィクトリア記念堂博物館(Victoria Memorial Museum)
時間:10時から17時
休日:月曜・祝日
料金:150ルピー(約450円)
備考:館内写真撮影禁止
2.ヴィクトリア記念堂公園(Victoria Memorial Garden)
時間:午前5時半から19時
休日:なし
料金:4ルピー(約12円)
掲載日:2008/06/16
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
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