ギリシア・アテネ・グルメのABガイド記事
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どんなハーブが使われているかは秘密!ギリシャの「メタクサ」ブランデーは特別の味!
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- アリサンドラトゥー芳香
イタリアとギリシャを結ぶフェリーが行き交う海の町、パトラに引っ越して約5年。ギリシャ人の夫と一人息子との3人暮らしです。日本好きなギリシャの学生に日本語を教えたり、通訳や翻訳に携わりつつも、今は子育てがとっても忙しい毎日!ブログ「地中海とカフェDiary」でギリシャ生活について綴っています。
一風変わった、「メタクサ」の作られ方
「メタクサ」といえば、とっても有名なグリーク・ブランデー。世界60カ国にも輸出されている、甘くてまろやかな味の人気ブランデーなんです。材料は、ギリシャ産品種の白葡萄から作られるワインやハーブ。まずワインを、樫の木で作られる手作りの樽に詰め、3年から30年もかけて熟成させます。それから、マスカット・ワイン、バラの花びら、いくつものハーブを配合したものと混ぜ、また樽に戻します。ここで面白いのが、このハーブの配合のレシピは絶対に秘密で、製造にかかわる数人しか正確なレシピを知らないんだそうです! 2度目に樽に詰められた後は、少なくとも1年置かれます。最後に数日間かけて零下に冷やすとできあがり。このように、「メタクサ」の製法はとてもユニークなので、普通のブランデーとは違う、世界に他に似たもののない独得のお酒といってもいいかもしれません。
キューバのフィデル・カストロも「メタクサ」のファンだとか!
1888年に商人で、タベルナも経営していたスピロス・メタクサスは、新しいお酒の製造に着手し、酒造工場も建設します。これが「メタクサ」の始まりで、2008年の今年で誕生から120年を迎えます。既に1900年にはアメリカへも輸出されるようになり、国際的に有名になっていった「メタクサ」ですが、面白いエピソードがあります。なんとキューバのフィデル・カストロが革命を起こすためにキューバへ向かっていた際、船上でギリシャ人船長が「メタクサ」のボトルを勧めたのがきっかけで、この「メタクサ」の大ファンになったというのです。また、宇宙で初めて飲まれたお酒、というのが「メタクサ」だなんて、知っていましたか?
コレクター・アイテムなど、数の限られたボトルを見つけるのも楽しみの一つ!
「メタクサ」のシンボルは、サラミナの戦士。初めてメタクサス氏が酒造工場を開いた場所で、工場建設中に掘り出された貨幣に描かれていた古代ギリシャの戦士なんだそうです。「メタクサ」には3つ星(3年以上の熟成)、5つ星(5年以上の熟成)、7つ星(7年以上の熟成)、プライベード・リザーブ(20年以上の熟成)などがあります。基本の飲み方は、ストレートか氷入り。5つ星など軽いものはトニックやレモンスライスを足して美味しいカクテルになります。一方、一番高級なプライベート・リザーブは、20年以上かけて発酵されたもの。できれば、なにも足さずにストレートでその深〜い香りを味わうのがベストです。7つ星や12つ星、さらにはギリシャでしか売られていない16つ星やプライベート・リザーブなど数の限られたものには、国外はもちろん、ギリシャ国内でも手に入りにくいものがあります。是非ギリシャで探してみてくださいね! 2008年の終わりごろには、120周年を記念して、熟成期間の長い「メタクサ」の特別なボトルも出回るそうなので、お楽しみに。
掲載日:2008/05/12
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
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