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旧国営工場のクールな巨大設備もウリ、新ロフト地帯「751廠」
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- 原口純子
ライター&コーディネイター。出版社、映画会社を経て1993年から北京在住。作品に「踊る中国人」「中国の賢いキッチン」(講談社)「北京上海 小さな街物語」(JTBパブリッシング)などがある。趣味は中国茶と漢方医めぐり、乗馬、飼い猫を猫可愛がりすること。8月下旬、木楽舎より新刊「歳時記 中国雑貨」を刊行。
旧国営工場地帯の巨大な敷地そのものが観光スポットエリアに
オリンピックのため、空気のクオリティアップが急ピッチですすめられている北京。大気を浄化するため、市の中心部から国営工場がどんどん移転しています。その跡地に、工場の建物を再送させたおしゃれなロフトが次々に生まれ、北京の名所となっています。02年にできた「791廠」などは、聞いたことがある人もいるのでは? 今年に入って、791廠の隣に、「751廠」というニュースポットが誕生しています。「751廠」があるのは、「791廠」の東隣。「791廠」の門を入り、ずーっと東に向かい、主な建物群をとおりすぎたあと、「751廠」の門がみえてきます。門にはいかにも工場らしく大きな古びた時計がついているのが目印。
巨大な国営工場の設備がそのまま残る751廠
751廠、はいっていくと、グリーンの芝生がみえてきますが、そこを通りすぎてさらに東にむかうと、巨大な国営工場の設備がみえてきます。古びた設備そのものに味わいがあって、クールな格好よさ。敷地内には、かつては工場専門の蒸気機関車が走り、燃料のための石炭を運んでいました。そうした蒸気機関車や設備もそのまま残し、国営工場の歴史をも伝えるのが751廠のコンセプト。見学はもちろん、巨大設備を背景に使ったファッション撮影などもよく行われています。
751廠はデザインが中心のスペースになる予定
751廠のなかではまだ改造工事が続き、ソフト面はまだこれから、といった感じ。敷地のなかに入ると左手にまずレンガ建ての建物の工事中の様子がみえ、ここはこれから中国のデザイナー&クリエイターが参加するデザインホテルになる予定。初期にできた791廠は北京のアート関係の中心地になっていますが、751廠は、中国のデザイン関係のホットスポットになる予定とか。中国では、自国のデザインから世界に通用するブランドを生み出すのが国家としての目標にもなっていて、デザイン&クリエーション関係には、北京市も予算を注いでいます。そんな勢いが感じられる新しいホットスポットです。
敷地が広いので見学時間はおおめにとるのがGOOD
751廠は、市内の中心部からクルマで約30分。月曜日はお休みのギャラリーが多いので、なるべく避けて。751廠にいく場合は、ついでに西側の敷地にある791廠もぜひチェックしてみてください。どちらも土曜日にはギャラリーの個展のオープニングパーティなどが多く、活気があります。また791廠は現在、敷地の大工事中で、ギャラリーの見学などはできますが、足元が汚れるかもしれません。配水管を埋めるために敷地をほりおこしているのでヒールの高い靴は避けたほうが歩きやすいですよ(笑)。791廠も751廠も敷地が広いので、見学時間は最低でも1時間以上、とったほうが充実の見学になります。
掲載日:2008/04/30
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
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