ポルトガルの海外ガイド記事「スペインと地続きのポルトガル。まずはリスボンで名門・ベンフィカのサッカーを観戦」


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ポルトガル・リスボン・サッカー観戦のABガイド記事


行き先:
ポルトガルリスボン
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サッカー観戦

スペインと地続きのポルトガル。まずはリスボンで名門・ベンフィカのサッカーを観戦

サッカー観戦のABガイド:
元川悦子
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ABガイド:元川悦子 長野県出身。夕刊紙記者などを経て、94年からフリーのサッカーライターに。著書に「U−22」(小学館)「初めてでも楽しめる欧州サッカーの旅」(NHK出版)「古沼貞雄 情熱」(学習研究社)ほか。Jリーグ、日本代表から海外まで幅広くフォロー。W杯は94年大会から4回連続で現地取材した。現在も日本代表ウォッチャーとして世界各国を回っている。

ポルトガルといえば魚料理。サルディーニャ・アサーダ(焼きいわし)は日常的によく食べられる
ポルトガルといえば魚料理。サルディーニャ・アサーダ(焼きいわし)は日常的によく食べられる

C・ロナウドらを生み出したポルトガル。ユーロ2008でも優勝候補筆頭に挙がる

バルセロナを起点に、コスタ・デル・ソル(太陽の海岸)沿いにイベリア半島を南下してきたスペイン編。そのまま西へ向かい、隣国・ポルトガルに立ち寄ってみたい。
ポルトガルは今年6月にスイス・オーストリアで開催され2008年欧州選手権(ユーロ2008)で優勝候補に挙げられるほどの強国。クリスティアーノ・ロナウド(マンチェスターU)は今や世界最高のスターとなり、デコ(バルセロナ)やフィーゴ(インテル)らビッグネームもいる。あのジョゼ・モウリーニョ・チェルシー前監督もポルトガル人だ。この国を無視して今や現代サッカーは語れないのだ。

 

ポルトガルの首都・リスボンには欧州を代表する2つのビッグクラブがある。1つがC・ロナウドやフィーゴを輩出したスポルティング・リスボン(Sporting Clube de Portugal)、もう1つがかつての代表10番、ルイ・コスタが今もプレーするベンフィカ(Sport Losboa e Benfica)だ。今季のポルトガルスーパーリーグでは、リスボンのチームとともに「ポルトガル3強」と称されるFCポルトが首位を独走。ベンフィカが2位につけている。スポルティングが北部のチーム・ギマラエスに続く4位。彼らは3位以内を確保して、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場圏内(2位以内が本戦から出場、3位は予備戦から)を確保したいところだ。そんな状況を把握したうえで、今回は現時点で上の順位にいるベンフィカに焦点を当てたい。

 
リスボンの名所の1つ、ロシオ広場
リスボンの名所の1つ、ロシオ広場

英語のよく通じるリスボンの町。急坂の繁華街には名所が目白押し

その前にリスボンの町について触れないわけにはいかない。リスボンの人口は約60万。太平洋に流れるテージョ川の河口に位置する港湾都市だ。フランシスコ・ザビエルなどの宣教師が世界を駆け巡るなど、大航海時代の同国は大いに繁栄した。しかし現代は西側主要国では国民総生産が低く、若者たちは少しでもいい職業を求めて外国語を学ぶ。イタリアやスペインではほとんど通じない英語がリスボンでは当たり前のように通じるのだ。
リスボンの町といえば、ロシオ広場(Praca Rossio)、レスタウラドーレス広場(Praca dos Restauradtres)、ジョアン1世騎馬像が有名なフィゲイラ広場(Praca da figueira)などいくつもの名所がある。「7つの丘の街」といわれるほど急坂が多いため、トラムが登れない3箇所にケーブルカーがあるほどだ。こうした交通網を駆使しながら街を巡るのは楽しい。夜はバイロ・アルト(Bairro Alto)でファド(ポルトガルの民謡)。その悲しい曲調が荒々とした海の町・リスボンらしい。サッカーとは対照的ではあるが、こういう文化に触れるのも、旅の醍醐味といえる。

 
ユーロ2004の決勝戦などが行われたエスタディオ・ルス。ベンフィカの本拠地だ
ユーロ2004の決勝戦などが行われたエスタディオ・ルス。ベンフィカの本拠地だ

ユーロ2004の決勝戦も行われたエスタディオ・ルス。人々の温かさが感じられる

ポルトガルもスペインと同じで、ナイトマッチのキックオフ時間が遅い。19時半や20時45分が一般的だが、試合によっては21時15分キックオフということもある。となれば、食事は前もってしていく必要がある。海洋国・ポルトガルは魚料理が目白押し。特にサルディーニャ・アサーダ(焼きいわし)は日常的に人々が食べている。魚好きの日本人にはもってこい。ぜひトライしたいものだ。
リスボンの町や味覚を満喫したところでスタジアムに向かう。ベンフィカの本拠地は「エスタディオ・ルス(Eatadio da Luz)」。もともとは12万人収容の巨大スタジアムだったが、2004年欧州選手権(ユーロ)開催に合わせて解体。6万5000人収容のモダンなスタジアムとして生まれ変わった。ここではユーロ2004の決勝トーナメント1回戦・ポルトガル対イングランド戦、決勝のポルトガル対ギリシャ戦などが行われた。ポルトガルがイングランドを撃破した時、エスタディオ・ルスは熱狂と興奮の渦に包まれたのが、今も昨日のことのように思い出される。決勝では残念ながらギリシャに敗れたが、彼らは敵の健闘に心からの拍手を送っていた。そんな人々の優しさを感じられるのがポルトガルのいいところ。隣国・スペインのパッションとは一味違った雰囲気がここにはある。

 
ジョアン1世騎馬像が有名なフィゲイラ広場
ジョアン1世騎馬像が有名なフィゲイラ広場

ルイ・コスタ、ヌノ・ゴメスらスター選手もプレーを満喫!

このスタジアムをホームとするベンフィカは1904年発足。1960年代には数々の国内タイトルを総なめにするなど栄華を極めた。近年はライバルのFCポルトにタイトル譲ることが多いが、このクラブから羽ばたいたルイ・コスタが06-07シーズンから復帰。古巣の盛り上げに貢献しており、FWヌノ・ゴメスもいまだエースとして君臨している。彼はポルトガル代表としても活躍中。今夏のユーロ2008ではC・ロナウドとともにプレーする姿が見られるだろう。
今から5月中旬までがシーズン終盤。ベンフィカの試合日程はクラブ公式HP(http://www.slbenfica.pt/)から確認できる。ビッグマッチ以外なら当日券も入手可能。ぜひナマ観戦にトライしたい。

 
 

掲載日:2008/04/23
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。

ポルトガル・リスボンのツアー・航空券・ホテル

出発地
 
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価格の目安※期間が6〜14日程度
(東京発) 11.00万円 〜 94.80万円
(大阪発) 12.40万円 〜 79.90万円
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