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北京定番の戸外運動、タコあげと羽蹴りに注目!
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- 原口純子
ライター&コーディネイター。出版社、映画会社を経て1993年から北京在住。作品に「踊る中国人」「中国の賢いキッチン」(講談社)「北京上海 小さな街物語」(JTBパブリッシング)などがある。趣味は中国茶と漢方医めぐり、乗馬、飼い猫を猫可愛がりすること。8月下旬、木楽舎より新刊「歳時記 中国雑貨」を刊行。
北京は戸外運動の街、アクティブな街系スポーツマンでいっぱい
オリンピックシティの北京、本格的なスポーツの街でもありますが、実は街中に伝統の運動方法に励む人があふれています。これから初夏にかけては特にそれが目立つ季節。中国の伝統では、冬の間に体にたまった邪気は、春から初夏にかけて外にでて運動をし、外気を吸い込むことで排出するとされていて、いまの季節は特に運動に励む人が多いのです。今回は、そんな伝統の運動法に注目、1つはタコあげ、もう1つは羽蹴り、です。知っていると北京の街歩きの時に目について、
伝統の健康法とされてるタコあげ
日本ではお正月にあげるもの、のイメージのタコですが、中国では伝統的に春から初夏にかけてあげるもの。農村部などでは、冬の農閑期、ひまひまにタコを作り、春になると、外気を吸いながら戸外でタコあげをするのが、健康法とされていました。今でもタコあげは、中国では立派な健康法。胸を大きくはって首筋を伸ばし、遠くをみつめる動作が続くので、脊髄や眼球の運動になり、呼吸系も鍛えるとされています。広々とした大空を眺める時間は、うつ病にも効果があるとか。確かにやってみると、日頃、手元に目を凝らしてばかりの生活とはまったく違う動作で、心が伸び伸びしてくるようです。立派な健康法なので、北京では、春から初夏にかけて、大人がタコあげする姿がたくさん見られます。特に有名なのは、天安門広場。電線がない巨大な広場は、タコあげにうってつけ。特に午後から夕方にかけて風のでる時間にタコマニアが広場に毎日やってきます。
街の中心にある湖「什刹海」南側広場はタコあげと羽蹴りの広場
天安門広場のほかに、タコマニアがたくさんいるのは、街の中心部にある湖「什刹海」。湖の西側の岸辺にある「蓮花市場」の南側にある広場に、午後から夕方にかけて、ここでもタコあげの人が目につきます。この広場では、タコあげのほかに、「羽蹴り」にも注目してみてください。お正月のときの、日本の伝統の遊び「羽つき」、そのときに使う「羽」に似たような道具を足で蹴るスポーツです。羽蹴りは、一人でしている人もいるし、カップルでしている人もいるし、数人がグループで遊んでいる場合もあります。日本では大人も子供も「戸外で遊ぶ」というのはずいぶん少なくなりましたが、北京では大人も子供もアクティブ。しかも羽蹴りなどは。そばで見ていると、「入りなさいよ」といってくれることもあり、とっても人懐こいのです。
羽蹴りやタコあげは道具が売られていることも
羽蹴りやタコあげは道具が売られていることもあります。特に什刹海の南側の広場では、羽蹴りの羽が1つ、5元前後で売られています。こうしたお店、庶民が勝手に作り、お店を広げているもので、本来なら取り締まりの対象ですが、規模があまりにも小さいので大目に見られているのか、おおらかな営業ぶり。1つ買って蹴ってみるのも、いい思い出になりそう。タコのほうは、什刹海に店を広げていることもありますが、専門店が多いのは、西城区、地下鉄2号線の「車公荘」から、第二環状腺を南へ徒歩約7,8分歩いたところにある「官園市場」。この市場は、釣りの道具、鳥やコオロギを飼う道具、ペットのえさなどを売る店が並ぶのですが、そのなかにタコの専門店も店を構えています。タコとタコ糸であわせて100元前後。最近のタコは旅の記念に持ち帰ることもできるよう、折りたたみになっていて、おみやげにもオススメ!です。
掲載日:2008/04/28
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
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