中国の海外ガイド記事「中国ハーブティ“菊花茶”―春の「のぼせ」に効く菊の花はいかが?」


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行き先:
中国北京
旅行テーマ:
ショッピング

中国ハーブティ“菊花茶”―春の「のぼせ」に効く菊の花はいかが?

中国のABガイド:
原口純子
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ABガイド:原口純子 ライター&コーディネイター。出版社、映画会社を経て1993年から北京在住。作品に「踊る中国人」「中国の賢いキッチン」(講談社)「北京上海 小さな街物語」(JTBパブリッシング)などがある。趣味は中国茶と漢方医めぐり、乗馬、飼い猫を猫可愛がりすること。8月下旬、木楽舎より新刊「歳時記 中国雑貨」を刊行。

乾燥させた菊の花にお湯を注いで飲む菊茶。クコの実も一緒にいれるとさらに効果アップ
乾燥させた菊の花にお湯を注いで飲む菊茶。クコの実も一緒にいれるとさらに効果アップ

「菊花茶」は中国では常飲されている健康的な中国ハーブティ

いよいよ春めいてきましたね。日増しに温かくなり、花も次々と咲く素敵な季節。でも、この季節、三寒四温で気温が不安定、体調を崩しやすい季節でもあります。大地のエネルギーが高まっていく春は、中国では、肝臓の働きが活発になりやすく、その影響で、のぼせ、ほてり、イライラ、吹き出物、目の充血、口内炎などが置きやすい季節とされています。これらの症状は中国の伝統では、体にたまった余分な熱の作用とされていて、そうした熱を冷ますために昔からよく飲まれているのが、菊花茶です。中国では日常的に飲まれているこのお茶、特に春から夏にかけて、体調をととのえるすぐれた飲み物とされています。北京では茶葉店で普通に売られているので、ぜひチェックしてみてください。

 

パソコン疲れの目を守る現代人むけのお茶

菊花茶は、文字通り、菊の花を乾燥させたもの。特に中国南部、浙江省の古都・杭州でとれる菊が最上のクオリティとされているため、「菊花茶」のなかでも杭州産のものを「杭菊茶」と呼ぶこともあります。飲み方は簡単で、カップやポットに菊の花をいれ、そのままお湯を注ぐだけ。カップの場合は4〜5個、ポットの場合は、6,7個くらい入れるのが平均でしょうか。特に決まりはないので、一度この量でいれてみて、自分の好みに量を調整してみてください。中国の人は、好みで氷砂糖を加えることもあります。この菊の花のお茶は、肝臓の余分な熱を冷ます作用があり、だからのぼせやほてりを冷ますとされているのですが、肝臓の熱を冷ますことで、目の疲れを緩和する、ともいわれています。PCの普及で、毎日、目を酷使する現代人にはぴったり。そういう理由もあって、北京では人気が高まっています。

 

クコの実などとともにグラスにいれても美しい女性むけのお茶

菊花茶は、特に透き通るグラスで飲むと、なかで花が開いていくプロセスがみえて、きれいです。中国では、菊花茶のほかに、赤いクコの実を一緒にいれて飲むこともよくあります。クコの実も昔から目を守る作用のある漢方薬。北京の漢方薬店では、1箱数十元で手に入り、どこでも売られているものなので、菊花茶とともにぜひ、手にいれてみてください。見た目にも美しく、お茶の時間が楽しくなります。そして菊花茶のいいところは、カフェインレスなので、夜に飲んでも睡眠に影響することはありません。そういうところも不眠に悩む人が多い現代人むき。

 

おみやげにも便利な菊花茶

菊花茶は500グラムでも十数元と価格は超リーズナブル。誰でも目が疲れている現代人、目を守る飲み物といって、渡せば、誰にでも興味をもってもらえそうですね。

 
 

掲載日:2008/04/11
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。

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