トルコ・イスタンブール・世界遺産のABガイド記事
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- 世界遺産
ビザンティン時代の素晴らしいモザイク画が残る元教会「カーリエ博物館」
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1997年よりトルコ在住。2008年よりイスタンブール在住。イスラム建築や装飾の素晴らしさ、世界三大料理トルコ料理の美味しさ、人々の温かさに囲まれながら、“どんな時でも楽しく”をモットーに日々奮闘中です。
イスタンブールに残るビザンティン時代の教会
古都イスタンブール。この町は、1453年にオスマン帝国・メフメット2世に征服されるまでの約1100年の間、ビザンティン帝国の首都・コンスタンティノープルとして栄えてきました。そのため、今も華やかな文化を誇ったビザンティン帝国の遺産をあちこちで見かけることが出来ます。今回は、その中でも素晴らしいモザイクやフレスコ画で有名な元教会、『カーリエ博物館』の紹介です。
11世紀にも遡る深い歴史を刻んだ教会
現在はカーリエ博物館として公開されているこの建物は、元はビザンティン帝国時代の教会でした。6〜7世紀に建てられたコーラ修道院の付属の教会(コーラ教会)として、11世紀に建てられたものです。その後、何度も改修され、オスマン帝国時代にはモスクとして使用されていたのが、トルコ共和国になって以降は博物館となりました。なお、現在の建物は、14世紀に大改修された当時のものです。
ビザンティン芸術の傑作!数々のモザイクやフレスコ画
小規模な教会ながら、内部の装飾、特にモザイク画は見事な芸術作品で、ビザンティン芸術の傑作とも言われています。14世紀初頭に描かれたと言われているモザイクやフレスコ画の数々は、聖母マリアやキリストの一生、キリストの復活など、壁やドーム天井など、随所に散りばめられています。
教会の玄関部分にあたるエリアには、イエス・キリストの生涯を描いたものが多く、内側に入ったエリアには、聖母マリアに関するものが描かれています。そして、内陣のドームには美しい輝きを放つ福音書を手に持つイエス・キリストのモザイクがあります。また、パレクレシオンと呼ばれる外側にある礼拝堂には、キリストがアダムとエヴァを引き上げる「復活」を始め、様々なモザイク画で飾られており、圧巻です。
世界遺産にも登録されている歴史地区に残る教会
また、この博物館のある地域は、「イスタンブール歴史地区」として世界遺産にも指定されているエリアでもあります。細い石畳の小路沿いにはオスマン帝国時代の瀟洒な家々が建ち並んでいたりと、散歩するのにも楽しい場所。観光の中心地からは少し離れてはいますが、時間があれば是非とも立ち寄って頂きたいお薦めの場所です。
【関連情報】
行き方 市バスでエディルネカプ(Edirnekapi)下車、徒歩約5分。
休館日 火曜
開館時間 9:00〜16:00
掲載日:2008/03/11
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
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