チェコ・プラハ・グルメのABガイド記事
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大統領御用達の“ブランボラチカ”こと、じゃがいもスープを召し上がれ
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- 有賀みかる
2005年よりチェコ・プラハ在住。安くて美味しいビールを前に日本酒党返上…でも時々恋しくなる。複雑怪奇なチェコ語文法と格闘しつつ、中欧の小国チェコの歴史の面白さ、美しい街並み、素晴らしい建築物に浸かる日々。
プラハ城の聖ヴィート大聖堂のすぐ横
プラハ観光に欠かせないプラハ城見学。プラハ城は単独のお城ひとつがあるわけではなく、ヴルタヴァ左岸の高台に大聖堂や教会、王宮、宮殿といったいくつかの建物を敷地内に併せ持つ広いエリア全体を指します。その中でもゴシック建築の傑作、空を射抜くかのような鋭い尖塔と美しい薔薇窓をもつ聖ヴィート大聖堂は必見ポイント。建物の説明はまた別の機会にして、今回はこの聖ヴィート教会のすぐ隣にある素敵なレストラン、「ヴィカールカ(Vikarka)」を紹介します。
ヴァーツラフ・ハヴェル元大統領がお気に入りだったスープ
プラハ城観光は、はしょって見ても3時間は見ておくべき見どころ満載のエリア。よく歩くとお腹も減ります。とはいえプラハ最大の観光スポット、プラハ城エリアにいくつかあるカフェやレストランはお値段もいいのが悩み。ここも例外ではないのですが、それでもオススメする理由は、「ブランボラチカ」という名のスープのせい。チェコ自慢のきのことじゃがいもをたっぷり使った滋味溢れるおふくろの味が50kc(約300円)なら、何度でも通いたくなるというもの。プラハ城には大統領府があるのですが、前大統領のハヴェル氏もこのスープのために通ったのだとか。
スープは飲むものじゃなくて食べるもの
チェコ料理、味付けは全体的に濃いものの、お肉料理はじめ日本にない味も多くていろいろ試していただきたいところ。中でもスープはどれもおいしく、安いし、寒いときは体の中からあったまってオススメ!メインを頼まなくても、スープとパンでお腹が一杯になってしまうことも。それもそのはず、日本ではスープは“飲む”と言いますが、チェコでは(他のヨーロッパもそうだと思いますが)動詞は“食べる”を使います。ボリュームたっぷり、しっかりいただく一品なのです。一般の家庭でもよく登場するブランボラチカ、レストランでは私もVikarkaのが今のところNo.1と思っています。
甘いクネドリーキも強力におすすめ!
このVikarka、カレル4世治世の14世紀から司教たちが醸造の権限を与えられ、ビールが造られてきた場所なのだそう。2005年から改築された現在は、ワインセラー、ルドルフ2世風のサロン、中庭も備えたお城内ならではの雰囲気あるインテリア。そして忘れちゃいけないデザート!普段は付け合せという脇役的存在のクネドリーキ、中に果物などを入れたオヴォツニー・クネドリーキというのがあって、ここのプラム入りのMale Svestkove Knedliky 70kc(マレー・シュヴェストコヴェー・クネドリーキ、約420円)は私の大のお気に入りです。甘いもの好きの皆さんは是非ともお試しあれ。
【関連情報】
■レストラン・ヴィカールカ(Restaurant Vikarka)
住所:Vikarska 39, 119 00 Praha 1 (プラハ城内、聖ヴィート大聖堂隣)
アクセス:トラム22または23番でプラジュスキー・フラット(Prazsky hrad)下車、プラハ城北門から入るのが一番楽に行けます。
電話:420-233-311-962
Email:info@vikarka.cz
営業時間:11:00-21:00
URL:http://www.vikarka.cz
掲載日:2008/03/11
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
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