イタリア・フィレンツェ・グルメのABガイド記事
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今だからスローフードを見直そう。味と品質は保証済み、リボッリータDOCを味わう!
- イタリアのABガイド:
- 堂 剛
イタリア・オルヴィエート在住。2003年単独イタリア在住を決意し、中部小都市オルヴィエートに移住。webデザインを本職にライター、翻訳、コーディネーターなど日本とイタリアの架け橋になろうと孤軍奮闘。個人サイト「ベルジャッポーネ」は日本好きイタリア人に有名。ワインとイタリア料理を愛し、ピザを食べに日帰りでナポリまで行くことも。
トスカーナ名物、最高のリボッリータが味わえます
日本ではほとんど知られていない、トスカーナの有名な伝統料理があります、それがこの店の名物料理である「リボッリータ」です。リボッリータとは「再び煮た」という意味ですが、この料理は昔、農家で残り物の野菜スープに残り物のパンを入れ、暖炉で再加熱したのが起源と言われています。今では残り物は使わないですが、黒キャベツや白インゲン豆など地元野菜をふんだんに使い、トスカーナの素朴な味が日本人の味覚に良く合います。旅行中、食べ疲れた胃袋には最適でしょう。
貧しい料理として生まれましたが、食の安全が唱われ、伝統料理が見直されている現代にもっともふさわしい一品だと思います。
DOCは看板だけではない、偽りのない本物の味
この「ココトリッポーネ」の入り口には「リボッリータDOC」のシールが貼られています。DOCとは主にワインの等級分けで使われ、正式名称は原産地統制名称と言います。料理では最高の品質と味を保証するもので、その証明の通りここのリボッリータは最高の味です。十分に煮込まれたタマネギ、人参、黒キャベツ、白インゲン豆が口の中でとろけます。料理と一緒に運ばれてくるトスカーナ産のオリーブオイルを回しかければ、さらに味と香りが増しますよ。お試しあれ。
メニューは気になるトスカーナ料理ばかり…
メニューはすべてがトスカーナ伝統料理で、特に素朴な料理が目につきます。前菜の「ラルドとフェンネル・シードを乗せたオープンサンド」、「レバーペーストのクロスティーニ」、プリモピアットの「ルッカ風スペルト小麦のスープ」、「アーティチョークのスパゲッティ・キタッラ」、メイン料理の「エンポリ風の鶏肉の薄切り」、「フィレンツェ風アーティチョークのトルタ」などは想像するだけでもワクワクしてきます。リボッリータ以外の料理もとても美味しいので何人かで行ってシェアするといいでしょう。店の雰囲気といい、メニュー構成といい、落ち着くレストランに間違いありません。手頃な値段のハウスワインもしっかりとキャンティ・クラシコがでてきます。
【関連情報】
店名:Osteria COCOTRIPPONE(オステリア・ココトリッポーネ)
住所:Via Gioberti, 140/r Firenze Italy
営業時間:13:00-14:30、19:00-24:00
休日:日曜日、月曜日のランチ時間
電話:055-234-7527
場所:サンタクローチェ教会の北東にある、ベッカリア広場(Piazza Beccaria)を渡り、20メートルほど進んだ左側
掲載日:2008/03/17
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
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