チェコ・プラハ・観光地・名所のABガイド記事
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必見!プラハの現代建築の傑作、ダンシング・ビル
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- 有賀みかる
2005年よりチェコ・プラハ在住。安くて美味しいビールを前に日本酒党返上…でも時々恋しくなる。複雑怪奇なチェコ語文法と格闘しつつ、中欧の小国チェコの歴史の面白さ、美しい街並み、素晴らしい建築物に浸かる日々。
しなやかに踊るビル!
中世の雰囲気残るプラハでは、築100年の建物でも“新しい”建物として分類されてしまうぐらい古都のイメージが強い街。でもなんのなんの、現代建築も素晴らしいのがあります。タイム誌で1996年の最優秀デザインプロジェクト賞に選ばれた、この踊るビル、チェコ語でタンチツィー・ドゥームは一度見たら忘れられない傑作。コンクリートとガラスでできていながら“ジンジャー&フレッド”という別名の通り、まるで帽子を載せたフレッド・アステアとしなやかにスカートを揺らすジンジャー・ロジャースの往年のダンスカップルが楽しげに踊っているかのようなビルなのです。
奇才フランク・ゲーリーのプロジェクト
去年日本でも公開されたドキュメンタリー映画「スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー」をご覧になった方なら、映画の中でこのダンシング・ビルが登場したのを覚えていらっしゃるかもしれません。建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞を受けたこともあるゲーリー氏のドキュメンタリーを、友人であるシドニー・ポラック監督が撮ったこれまた傑作。スペインにあるビルバオ・グッゲンハイム美術館の曲線に満ちた建築やロスのディズニー・コンサートホールなど構造の常識を超えたデザインの建築を次々と作っている彼が、プラハのダンシングビルも手がけました。
ヴラド・ミルニッチ氏との共同プロジェクト
このビルの隣には、ハヴェル元大統領のアパートがありました。そこの改築を手がけたクロアチア系チェコ人建築家のミルニッチ氏が、当時現職大統領だったハヴェル氏の依頼を受けてゲーリー氏と協力したコラボレーションの結果がこのビル。ルツェルナ宮殿を手がけた有名な建築家がお祖父さんという血筋の元大統領だけあってか、建築に関して並々ならぬ関心を注いでいました。当初はそのあまりの斬新さに反対の声も大きかったそうですが、今ではプラハを訪れる人の必見ポイントなのはもちろん、プラハの人たちにも概ね愛されています。
中からも見たい人はビルの最上階へどうぞ
いったい中はどうなってるの…?と思われるでしょうが、意外にも普通のオフィスビルとして使われています。元々オーナーはオランダの保険会社で、正式名称はナショナル・ネーデルランデン・ビルと言います。なかなかセンス(勇気?)のある会社です。最上階にはフレンチ・レストランLa Perle de Pragueがあり、予算は1人1,500〜2,000kc(1万円前後)ぐらい見ておきたい高級レストランですが、窓際orテラス席を確保したなら、対岸のプラハ城、ペトシーンの丘の展望台までバッチリ見える素晴らしい景色を楽しめます。
【関連情報】
■ダンシング・ビル(Tancici dum)
住所:Rasinovo nabrezi 80, Praha 2
アクセス:ヴルタヴァ川沿い、イラーセク橋すぐそば。最寄駅はトラム17番でJiraskovo namesti停留所。
■La Perle de Prague(最上階7Fにあるフレンチレストラン)
Tel:420-221-984-160 Fax:420-221-984-179
営業時間:月 19:00-22:30、火〜土 12:00-14:00,19:00-22:30、日曜定休
URL:http://www.laperle.cz
Email:info@laperle.cz
掲載日:2008/03/06
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
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