スウェーデン・ダーラナ・観光地・名所のABガイド記事
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- スウェーデン/ダーラナ
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スウェーデンの経済発展の一翼を担った“ファールン鉱山”は一見の価値あり!
- スウェーデンのABガイド:
- 田中ティナ
スウェーデン在住。東京生まれ、湘南育ち。大学では写真を学ぶ。卒業後、ライター、編集を国内外のガイドブックをメインに修業。スウェーデン語学校では各国からの移住者と友達になり、世界の異文化とのふれあいに感動の日々を送っている。「森と湖とトナカイの国、スウェーデンの旬をお届けいたします!」
17世紀、産業革命に貢献したファールンの銅鉱山
ファールン(Falun)の駅から街中を抜け、gruvgatan(グルーブガータン)沿い、炭鉱が活気を帯びていた当時、労働者が住んでいたという家々が並ぶ地区を歩いて行くと、約1キロほどで鉱山の正面ゲートに到着する。
17世紀の産業革命の流れにのって大々的に開発された銅鉱山。世界の銅産出の多くを担っていた時期もあり、この鉱山のおかげでスウェーデンは経済的にも急成長し、ヨーロッパでの地位を確立したという。
迷宮のように張り巡らされた坑内も見学しよう
深いところでは地下約600メートルにまで縦坑が掘りすすめられた坑内。全長約30キロにも及ぶ坑道が張り巡らされており、その一部を今でも見学することができる。坑内の気温は、夏も外気がマイナスの冬も通年5度。見学施設の入り口では、ポトリポトリと落ちてくる地下水の雫で服が汚れないように、ビニール製の特性ポンチョを貸してくれる。さらに、安全のため、ヘルメットも着用して「さあ出発!」。入り組んだ坑道には当時の機材が残され、照明もうす暗く、まるで迷宮に入り込んでしまったかのようだ。
坑内以外にもチェック施設はいろいろ
スウェーデンの産業革命に絶対的な存在を残す、ファールンの銅鉱山をいろいろな角度から学ぶことができるように、地上にある施設も充実している。
地上からは、ポッカリと大きく開いた鉱山の穴を見渡すことができる。スウェーデンの木造建築に好んで塗られることが多い、渋みのかかった赤いペンキがあるのだが、その独特の赤色もここファールンにちなんでおり、穴に隣接して工場も建っている。
また、博物館には、現場で使った工具や掘削の様子を伝える写真などが見やすく配列されており、ガイドによる説明付きのツアーも用意されている。
鉱山を勉強した後は、おみやげ探しとカフェで一服してはいかが?
入場券を販売している建物には、売店も完備。鉱山にちなんだ小物はもちろん、ダーラナ地方ならではの工芸品などバラエティに飛んだ品揃えだ。
1700年代の建物を活かしたカフェでは、サンドイッチ、ケーキやシナモンロール、コーヒー、ワインにビールなどを販売している。
また、2008年は12月7日にクリスマス市、“Julmarknad(ユールマルクナード)”を企画している。この市にはクリスマスグッズや毛糸の帽子や手袋などの手工芸品などの店が建ち並び、にぎやかな雰囲気に包まれる。
【関連情報】
■ Falu Gruvmueet(ファールン鉱山と博物館)
電話:023-782030
開場時間:5月1日から9月30日は毎日10:00〜17:00、10月1日から4月30日は月曜から金曜、11:00〜16:00。
*坑内見学ツアーの時間は、季節によって変わるので事前にチェックをお願いします。クリスマスや新年など、年間数日ツアーのない日もあります。
ブティックは、月曜から金曜、11:00〜17:00、土、日曜、11:00〜16:00オープン。
入場料:鉱山と博物館は大人120クローナ(約2000円)、6から18歳は50クローナ(約800円)。
行き方:ストックホルムからファールンへは列車で約3時間。ファールン駅から鉱山は1キロほど。
URL:http://www.kopparberget.com/
(日程等の情報は2008年2月25日現在のものです。予告なく変更される場合がございますので、予めご了承ください)
掲載日:2008/03/06
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
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