メキシコ・メキシコシティ・グルメのABガイド記事
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甘いけど辛い!?メキシコ人が大好きな、チョコレートを使った伝統料理“モーレ料理”
- メキシコのABガイド:
- 小目奈々緒
メキシコ在住。夫の仕事の関係で突然決まった、未知の国・メキシコでの生活。不安で不安でたまらなかった当初のことも、今ではすっかり笑い話。食べ物、民芸品、旅行、遺跡など、今ではすっかりメキシコの虜に!何よりも、目と目が合えばニッコリ笑いかけてくれるような、素朴な人々に魅力を感じている。
チョコレートと唐辛子が入った、とっても不思議なモーレ・ソース
メキシコはチョコレート発祥の地。だからなのかは不明だけれど、このモーレソースは、チョコレートを使った、甘辛い不思議な味のソース。詳しく言うと、何種類ものチレ(唐辛子)+スパイス+ナッツ+ゴマ+果物+チョコレートなどが原材料。材料を見ただけではどんな味なのか、まったく予想もつかないこの組み合わせ。恐る恐る口に運んで見ると…最初は甘さが感じられ、徐々にピリピリとした辛さが広がってくる。なんとも言えない不思議な味なのだが、食べているうちにだんだん美味しく感じられてくるのだから、これまた不思議だ。
家庭で受け継がれていった、お袋の味
このモーレソース。一般的な食べ方は、鶏肉にたっぷりかけて食べる。あまりにたっぷりかかっているので、下の鶏肉が見えない程。知らないで出されたら「一体、これ何?」と思うこと必至。外国人には非常に珍しい料理だが、メキシコ人にとっては、ごく一般的な家庭料理。今はスーパー等で市販のモーレが売られているが(量り売りの物とパック詰め製品がある)、昔は全て家庭で手作り。しかもそのレシピは家庭によって違うため、甘味の強い物から辛味の強い物まで実に様々。同じ味はひとつも無い、と言われる程だとか。昔は各家庭で代々引き継がれていた、いわゆる“お袋の味”だったのだろう。
緑に黒に黄色に赤に…
「モーレ=黒っぽい色」という第一印象だったが、ところがどっこい、モーレ・ベルデ(緑)、モーレ・ロッホ(赤)、モーレ・アマリージョ(黄色)など、色も様々。前述したように、材料も少しずつ異なってくるので味も違う。何種類か食べ比べてみると、「これは苦手だが、こっちは気に入った」というお気に入りの味を見つけることが出来るかもしれない。お店によっても、種類によっても味が異なるこのソース。一度食べただけでは美味しいか否かの判断が出来ない、奥の深い料理でもあるのだ。
有名なのは、プエブラ州とオアハカ州
タラベラ焼でも有名なプエブラ州は、モーレ発祥の地と言われている。それだけに、数あるモーレソースの中でも“モーレ・ポブラーノ”は大変有名。メキシコシティにあるレストランでも、モーレ・ポブラーノを提供するところが多い。また、先住民族が多い事で知られるオアハカ州の“モーレ・ネグロ”も有名だ。色も味も“モーレ・ポブラーノ”と大変似ているが、“モーレ・ネグロ”の方が若干甘めという話。最近は日本でもモーレ料理を提供している店があるようだが、材料の問題などで、本場と全く同じ美味しい味を再現するのは難しいようだ。やはり本場で食べるのが一番!
【関連情報】
メキシコシティにある“モーレ料理が美味しい”お店
(1)Fonda de Mexicana
住所:Homero 1910, Planco
営業時間:月〜金7:30〜23:00 土8:00〜23:00 日8:00〜18:00 (2008年2月現在)
Tel:5557-6988
(2)Fonda de Sta. Clara Reforma (Hotel Fiesta Americana Reforma内)
住所:Reforma 80 Tel:5140-4100
営業時間:月〜金7:00〜23:00 日10:00〜17:00(ビュッフェ)
掲載日:2008/02/20
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
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