イタリア・アッシジ・観光地・名所のABガイド記事
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- イタリア/アッシジ
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息をのむほど美しい、夕日に輝く珠玉の町スペッロ
- イタリアのABガイド:
- 堂 剛
イタリア・オルヴィエート在住。2003年単独イタリア在住を決意し、中部小都市オルヴィエートに移住。webデザインを本職にライター、翻訳、コーディネーターなど日本とイタリアの架け橋になろうと孤軍奮闘。個人サイト「ベルジャッポーネ」は日本好きイタリア人に有名。ワインとイタリア料理を愛し、ピザを食べに日帰りでナポリまで行くことも。
小さなアッシジは、ピンク色の中世の町
スペッロはアッシジとフォリーニョの間にそびえる、スバシオ山の麓に広がる人口わずか8000人の小さな町です。規模は小さいながらもアッシジと同じようにピンク色の岩で作られており、宝石のようなウンブリアの小都市の中でも、有数の美しさを誇る町といっても過言ではないでしょう。観光客が少なく落ち着いた町は、昔ながらの雰囲気を残していて、旅慣れた日本人好みの小都市です。
町の起源は古代ローマ時代にさかのぼり、イタリアでも有数の美しい城壁に囲まれた旧市街には、中世の小道が入り組み、古代ローマの円形劇場跡や、噴水、初代ローマ帝王アウグストゥス帝時代の門などが残っていて、見ていても飽きません。
小さい町にも偉大な画家
町のメイン通りであるカヴール通りの坂を上って行くと12世紀から13世紀にかけて建てられたサンタ・マリア・マッジョーレ教会(Santa Maria Maggiore)が右手にあります。この教会の美しいファザードは1644年に古い石材を用いて再建され、内部にはこの教会の宝物とも言える、バリオーニ礼拝堂(Cappella Baglioni)があります。礼拝堂のフレスコ画の作者であるペルージャ出身のペントゥリッキオ(Penturicchio)は、ルネサンス期を代表する画家ペルジーノの弟子であり、スポレートのドゥオモ内の壁画の他、彼のアシスタントとしてシスティーナ礼拝堂の壁画装飾にも参加している、著名な画家。教会内のフレスコ画は「受胎告知」、「キリスト降誕の図」が色鮮やかに描かれて、素朴さと力強さを感じます。
花で覆われる美しい町
町は中世時代から変わっていないかのような、そぞろ歩きが楽しくなるようなかわいい小道がたくさんあります。観光地化されていないため静かで穏やか、町行く住人の方々もとても親切です。そして街全体が安全です。何軒かあるお土産屋さんも、可愛らしく地元食材が綺麗に並べてあります。
年に一回、聖体節の祝日では、街の広場や道路が花びらの絵で飾られる「インフィオラータ(infiorata)」というお祭りが開催されます。これは、イタリア各地で行われるお祭りですが、このスペッロでのインフィオラータは小さいながらそのクオリティの高さから有名ですので、ぜひ祭典の時期い合わせて美しい中世の町を散策してみてください。
聖体節は毎年日にちが変わり、2008年は5月22日、2009年は6月11日となります。
【関連情報】
■スペッロへのアクセス
アッシジから列車で10分、車で15キロ約20分
ペルージャから列車で35分、車で35キロ約40分
ローマから列車で約2時間
(日程等の情報は2008年2月11日現在のものです)
掲載日:2008/02/21
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
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