フランス・パリ・映画のあの場所のABガイド記事
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映画の舞台【アンジェラ】―パリの街も映画の主人公
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- 大塚ばつ丸
大阪在住。欧米旅行も可能な日数が取れる夏休み、冬休みなどの時期は別として、一日の有給休暇を取るだけで行ける場所として回数を重ねるようになったのが韓国。趣味の旅行、映画、写真が結びついて、ロケ地を訪ねるホームページ「ばつ丸のロケ地を旅する」を始める。
リュック・ベッソンが描くパリ
映画「アンジェラ」は全編モノクロの作品で、このところプロデューサーとしての映画製作が続いていたリュック・ベッソンが久しぶりに自ら監督している。彼が「パリの街は主演のふたりと並ぶ主人公」というだけあって、パリの美しい風景が全編にちりばめられている。
主役のふたりが出会う場所、そしてラストシーンの舞台にもなったのがアレクサンドル3世橋。あちこちにきらびやかな装飾が施されていて、セーヌ河にかかる橋の中で最も華麗といわれている。
パリの観光地を舞台にしたアクション
この映画にはパリに行けばほとんどの人が訪ねるおなじみの観光ポイントがいくつも取り入れられている。そのひとつがエッフェル塔。闇の組織に金を借りている主人公は展望台に連れて行かれ、突き落とされる寸前の状態で脅される。この場面で使われているのは一番下にある第1展望台。しかしカメラは塔のてっぺんから地上を一気に写し、恐怖感をあおっている。
またノートルダム寺院も登場する。ただし、寺院の正面ではなくて裏側にある公園。ここでヒロイン、アンジェラは強面の男たちを一撃のもとに蹴倒してしまう。
裏社会のボスの事務所にはルーブル美術館にあるニケ像のレプリカが飾ってある。この羽根が生えていて頭部のない像とアンジェラの頭が一瞬重なるシーンがあり、彼女の正体を暗示する大事なカットになっている。
コンコルド広場
コンコルド広場もいろいろな方向から撮影されている。最初にここが登場するのはアメリカ国籍を持つアンドレ(ジャメル・ドゥブーズ)が保護を求めてコンコルド広場の西にあるアメリカ大使館に行く場面。映画「フランティック」や「フレンチ・キス」でも、それぞれハリソン・フォード、メグ・ライアンが大使館を訪ねて行き、同じく門前払いにあう。テロ対策のため警備は大変厳重で、写真撮影も厳禁。記念写真を撮ろうとする老夫婦でさえ制止される。
二度目にコンコルド広場が写るのは終盤、ホテルから急に姿を消したアンジェラを探してアンドレがパリの街を走り回るシーン。ホテル・ムーリスを出てチュイルリー公園を通り抜け、リボリ通りからコンコルド広場に入っていくシーンが印象的。このあとアンドレはふたりの出会いの場所、アレクサンドル3世橋へと向かう。
おなじみの場所の新鮮なアングル
この映画にはなじみ深い観光地がたくさん使われているが、そこはパリを知り尽くしたリュック・ベッソン。決して観光パンフレット的な撮り方はしていない。よく知られたスポットの新鮮なアングル。それを現地に立って確かめたい。
掲載日:2008/02/19
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
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