チェコ・プラハ・カフェ・スイーツのABガイド記事
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- チェコ/プラハ
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- カフェ・スイーツ
1881年創業、プラハの“カフェ・スラヴィア”で朝食を♪
- チェコのABガイド:
- 有賀みかる
2005年よりチェコ・プラハ在住。安くて美味しいビールを前に日本酒党返上…でも時々恋しくなる。複雑怪奇なチェコ語文法と格闘しつつ、中欧の小国チェコの歴史の面白さ、美しい街並み、素晴らしい建築物に浸かる日々。
プラハで一番歴史のあるカフェ
ちょうどこれを書いている10日ほど前に、プラハで旧共産圏の中欧としては初のスターバックスがオープンして話題になりました。プラハで一番新しい有名なカフェがスタバなら、一番有名な古株カフェがカフェ・スラヴィア。プラハで一番最初にできたカフェはカレル橋のたもとの現在“三匹の駝鳥”レストランがある場所ですが、スラヴィアは1881年その看板をあげてから今日まで現存するカフェ。そして古いだけでなく、劇作家でもあるヴァーツラフ・ハヴェル元大統領はじめ多くの劇場関係者、作家、詩人らが通った伝説のカフェでもあります。
国民劇場の目の前、ヴルタヴァ川の目の前
プラハの旧市街と新市街を分ける大通り、ナーロドニー通りとスメタナ河岸通りの角に位置するスラヴィア、目の前は国民劇場、そしてヴルタヴァ川に面する広くて大きな窓からはカレル橋、プラハ城も一望のプラハでも最もプラハらしい一角にあるカフェ。元々はラジャンスキー伯爵家の宮殿だった瀟洒なネオルネッサンス様式のこの建物は、1863〜69年にかけてチェコが誇る作曲家、ベドジフ・スメタナが住んでいました。向かいの国民劇場の関係者が頻繁に通ったのはもちろん、ノーベル文学賞を受賞した詩人のヤロスラフ・サイフェルトもここで詩を書いたのだとか。
インテリアはフランス・アール・デコスタイル
古い歴史をもつカフェですが、何度か改築を経ています。一番大きく変わったのは1930年代。チェコスロヴァキアが独立を果たした後の、第一共和国と呼ばれた時代、流行のフランス・アールデコスタイルを大胆に取り入れ、それまでの煙草の煙がたちこめる薄暗いカフェから、当時どこにもまだ見られなかった大きな一面のガラス窓を採用し、プラハ城はじめペトシーンの丘、カレル橋、ヴルタヴァ河畔の瀟洒な建物群のパノラマを楽しめるように改築されたのです。
ファミレス的な使い方もできる便利なカフェ
現在は文化人よりも観光客のほうが多いかもしれないスラヴィアだけれど、常にお気に入りカフェの位置をキープ。理由はそんなに高くないこと、そしてメニューの豊富さ。カフェ以外にも生ビール、果物を使ったヴァニラカクテルや、ホットワイン、グロッグ…好みの違う人が何人集まっていようと心配無用。しかも食事メニューも充実。おすすめの朝食メニューから伝統的な煮込み料理もあれば、パスタやサラダも。チェコらしくビールのおつまみも完備だし、パラチンキと呼ばれるクレープ類も美味。過去の威光に頼ってばかりの文学カフェじゃないところが、またいいところなのです。
【関連情報】
■ Cafe Slavia(カフェ・スラヴィア)
住所:Narodni trida 1, 110 00 Praha1
Tel:420-224-218-493
URL:http://www.cafeslavia.cz
営業時間:8:00〜23:00(年中無休)
掲載日:2008/02/13
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
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