ギリシア・アテネ・グルメのABガイド記事
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ギリシャ家庭料理を紹介:今回はトマト味の煮込みお肉料理です
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イタリアとギリシャを結ぶフェリーが行き交う海の町、パトラに引っ越して約5年。ギリシャ人の夫と一人息子との3人暮らしです。日本好きなギリシャの学生に日本語を教えたり、通訳や翻訳に携わりつつも、今は子育てがとっても忙しい毎日!ブログ「地中海とカフェDiary」でギリシャ生活について綴っています。
ギリシャ人はお肉料理が大好き
ギリシャ人は世界のうちでも特にお肉の消費量が高いといわれています。そのお肉ですが、質はよくて美味しいのに、安いんです。鶏肉は丸ごとで買うことが多いですが、その丸ごと一つが1200円前後。豚肉もよく食べますが安いし臭みがありません。牛肉はもう少し高く、さらに一番高めなのは、羊の肉。日本では羊肉というと臭みが気になりますが、ギリシャのものは臭みが全くないので、一番高級な肉とされているくらいです。お祝いや、誰かを家に招待したときにごちそうするんですが、それで1キロあたり11ユーロするかしないか、つまり日本円で1700円前後なんです。
もしかして、羊たちに会えるかも?!
ギリシャの一番代表的なチーズ「フェタ」は、羊のミルクから作られています。それだけギリシャでは羊がとても身近な存在なのです。ギリシャの田舎をドライブするとよく羊の群れが道路をふさいでしまうことがありますが、街中でもちょっと緑の多い場所ならオリーブ畑などで羊を飼っている人がいたりするんですよ。
ほっとする家庭の味は、オーブン煮込みの「ユヴェッツィ」
やっぱり、ギリシャの煮込みに欠かせない味の一つがトマトソース!ギリシャ語では「トマト味」とは言わず、「コッキニストー」つまり「赤くなった(煮込んだ)」というような呼び方をします。お鍋でお肉をよ〜く色づくまでいためてからじっくり煮込んだものは、そのまま食べたり、パスタのソースにしたり。また、このトマトソースを使ったオーブン料理もあって、その代表が「ユヴェッツィ」。これは私も大好きな料理で、やっぱり日本人の舌によく合います。この料理はルーツとしてはアラブ諸国から伝わってきたようです。ギリシャでは、この料理で定番のお肉は羊のお肉、そしてあわせるものは、パスタのギリシャ語名「クリサラキ」と呼ばれるもので、イタリアのパスタでは「リゾーニ」と呼ばれている形のもの。お米より少し大きくて両方がとがった形のパスタです。オーブン型に大きめのお肉の固まりをたっぷりのトマトスープで煮込み、お肉が煮えたらパスタを入れ、トマトスープでパスタと一緒に煮込みます。削ったチーズをふりかけたりして、召し上がれ!ほっとする家庭の味で、やみつきになりますよ。
掲載日:2008/02/12
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
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