イタリア・オルヴィエート・観光地・名所のABガイド記事
- 行き先:
- イタリア/オルヴィエート
- 旅行テーマ:
- 観光地・名所
ゲーテも大感動!足がすくむ絶景&絶叫の水道橋
- イタリアのABガイド:
- 堂 剛
イタリア・オルヴィエート在住。2003年単独イタリア在住を決意し、中部小都市オルヴィエートに移住。webデザインを本職にライター、翻訳、コーディネーターなど日本とイタリアの架け橋になろうと孤軍奮闘。個人サイト「ベルジャッポーネ」は日本好きイタリア人に有名。ワインとイタリア料理を愛し、ピザを食べに日帰りでナポリまで行くことも。
緑のハート、ウンブリアにある最古の町スポレート
スポレートは非常に古い町で、エトルリアや古代ローマ時代の前に遡り、少なくとも紀元前7世紀にはウンブリ人が住んでいたと言われています。ですからウンブリア州でも最も古い町の一つといえるでしょう。すでに紀元前5世紀から4世紀には、巨石だけを積んだキュクロプス式城壁で囲まれていて、防御力に富んだ町が完成していたというのだから驚きです。そんなイタリア国内でも最も古い町であるから見どころはたくさんあるのですが、今回は、遠くからは目を見張るような美しさ、渡るには足がすくむ絶叫の水道橋「ポンテ・デッレ・トッリ(Ponte delle Torri、塔の橋)」を紹介します。イタリアの歴史好きの方のみならず、高所好きの方にもお勧めです。
塔の橋は絶叫の橋。下を見てはいけません、引き込まれますよ!
高さ82メートル、長さ236メートルの水道橋は、10のゴシック様式のアーチ状開口部をもつ美しい橋で、サンテリアの丘とモンテルーポの丘を結んでいます。橋には人が渡れる歩道部分もあり現在も歩いて渡ることができます。
もちろん水道橋ですから水路の目的で建設されました。向かいにあるモンテルーポの湧き水を、城塞のあるサンテリア側に流していたのですね。ある説によると、古代ローマ時代の水道橋の跡に12世紀に建設され、現存する橋の大部分は14世紀に改築されたとのこと。「塔の橋」という名前は水道橋の両端に2つの監視塔が建っていることから18世紀頃に名付けられたのだとか。
ゲーテも感嘆した風景。のんびり散歩しながら堪能しましょう
橋のある丘の上には、絵画館も併設する城塞もあり、城壁に沿うようにぐるりと一周、とても眺めのいい散歩道があります。地元のスポレティーニ(スポレートの住人)は夕方や日曜日になると、この並木道をのんびりと散歩します。一周40分程度で、他の町を眺めながらの散歩は最高です。天気がいい日には、アッシジ、さらにはペルージャまで一望できますよ。町の周辺を監視するために作られた城塞が、今では地平線まで眺められる絶好のビュースポットとなっています。
ゲーテも感嘆したという絶景を、ぜひぜひ堪能してくださいね。
【関連情報】
■スポレートへのアクセス
ローマから列車で直通75分
アッシジから列車で40分
ペルージャから列車で60分
オルヴィエートから列車で100分
掲載日:2008/02/18
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
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