メキシコ・メキシコシティ・世界遺産のABガイド記事
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- メキシコ/メキシコシティ
- 旅行テーマ:
- 世界遺産
アステカ時代の水上都市の面影を残す、世界遺産“ソチミルコ”
- メキシコのABガイド:
- 小目奈々緒
メキシコ在住。夫の仕事の関係で突然決まった、未知の国・メキシコでの生活。不安で不安でたまらなかった当初のことも、今ではすっかり笑い話。食べ物、民芸品、旅行、遺跡など、今ではすっかりメキシコの虜に!何よりも、目と目が合えばニッコリ笑いかけてくれるような、素朴な人々に魅力を感じている。
小船に乗って、悠久の時の流れを感じる一時
これぞメキシコの色使い!と思わず感激してしまうほど、派手派手な小船がずらっと並んでいる。ソチミルコの水上散歩に欠かせない“トラヒネラ”だ。中には小さいながらもテーブルと椅子のセットが置かれており、のんびり水面を眺めながら飲食が出来るようになっている。値段は1艘分の料金なので、大勢で乗ればそれだけ安く上がる仕組み。仲間を集めて、あるいは近くにいる観光客と一緒に乗ればお得に楽しめる。もちろん一人で乗って、静かな水路探検を楽しむのも一興だ。
見方を変えれば、眼前に広がる景色も変わる
訪れた人の中には「世界遺産だから楽しみにして来たのに、がっかりだった」と嘆く人も多い。確かに他の世界遺産と比べると少し趣が違う事は確か。でも敢えて言わせてもらうと、メキシコの歴史を振り返り、ちょっと違う角度から見るだけで、俄然、目の前に広がる世界も別の側面を見せてくれる。その為にはまず、スペイン征服以前のアステカ帝国の首都、テノチティトランが、5つの湖から構成された水上都市であった事を知っておいてもらいたい。埋め立てられ、当時とはまるで違ってしまったメキシコシティが、唯一、アステカ時代の面影をとどめている貴重な場所なのだ。
マリアッチの歌声を聞きながら船に揺られる
船頭さんに漕いでもらいながら、周りの風景や水路を見ていると、前方から様々な商売船がやってくる。スープや軽食を売る船あり、お花を売る船あり、なんとマリアッチも船に乗ってやってくる!せっかくの思い出に、一曲陽気な曲でも歌ってもらおう。料金は大体50ペソ(約500円)程。また、水路を囲んで民家が建っており、人々の生活がちらっと垣間見えるのも楽しい。その他、トウモロコシ畑や、昔ながらの浮畑農業を観察したり、突然水路沿いに現れる牛や犬たちに出会ったり、のんびり寛ぎながらも楽しい船路だ。
帰り際に立ち寄りたい、もう一つのスポット
ソチミルコは、メキシコシティ中心部から少し離れている為、ここ1箇所だけで結構時間が潰れてしまう。しかしこれだけで一日の予定を終わらせてしまうのは少々もったいない。そこで、ソチミルコから近いミュージアム、“Museo Dolores Olmedo Patino(ドローレス・オルメド・パティニョ美術館)”に立ち寄る事をお勧めする。大富豪ドローレス夫人の邸宅を美術館として公開している場所で、彼女が生前に世界中から集めた見事な品々の他、ディエゴ・リベラ、フリーダ・カーロの作品も展示されている。個人の収集物とは思えない程バラエティーに富んだ品が数多くあり、お勧めの穴場だ。
【関連情報】
(1)ソチミルコ
アクセス:メトロ2号線のTasquena(タスケーニャ)駅で路面電車に乗り換えて、終点のXochimilco駅下車。その後Av.Morerosを左に進んで、徒歩10分程。
船賃:一艘につき、約3000円程度
(2)ドローレス・オルメド・パティニョ美術館
アクセス:メトロ2号線のTasuquena(タスケーニャ)駅で路面電車に乗り換えて、La Noria駅下車(Xochimilco駅の二つ手前)。その後、徒歩3〜5分
料金:5ペソ(約50円) (2007年12月現在)
掲載日:2008/01/25
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
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