チェコ・プラハ・グルメのABガイド記事
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“シュヴェイク”のレストラン、ウ・カリハでチェコ料理三昧
- チェコのABガイド:
- 有賀みかる
2005年よりチェコ・プラハ在住。安くて美味しいビールを前に日本酒党返上…でも時々恋しくなる。複雑怪奇なチェコ語文法と格闘しつつ、中欧の小国チェコの歴史の面白さ、美しい街並み、素晴らしい建築物に浸かる日々。
おいしいチェコ飯よりどりみどり!
旅の魅力の大きい部分を占める食。はるばるチェコまで来たら、おいしいチェコ飯を堪能したい!ですよね。日本ではチェコ料理店はあまり見ないし、チェコってどんな料理があるの?と聞かれることもしばしば。そんなとき、チェコ文学における国民的キャラクター、兵士シュヴェイクのレストランとして有名なここ、ウ・カリハ(U Kalicha)のメニューを思い出せばok。思いっきり観光客向けのレストランなのですが、チェコ料理が揃っていてどれもおいしいし、日本語メニューもあるので、チェコ訪問が初めて、という友達を案内するのにも度々訪れています。
シュヴェイクって…いったい誰?
店の入口から店内のいたるところにいる、モスグリーンの軍服姿にビールっ腹がちょっぴり目立つずんぐりむっくりしたおじさん、彼こそがシュヴェイク。ハシェク原作の未完の小説『善良な兵士シュヴェイク』から生まれたチェコの国民的キャラクターです。時代は第一次世界大戦勃発直後。まだチェコがオーストリア・ハンガリー帝国の一地方だった頃のお話。ちょっと間抜けキャラのシュヴェイク、皇帝のため軍の上司の命令に忠実にふるまうのですが、なぜか足を引っ張ってばかり。ハプスブルク帝国の支配に屈していたチェコ国民からすると、彼はある意味天才的な間抜けぶりで支配者を翻弄する痛快キャラ。ヨゼフ・ラダのイラストとともに今日まで愛され続ける国民的英雄なのです。
夜なら予約がベター、でも昼間ならいきなり行っても大丈夫
この小説は、チェコ国外でも有名で日本語を含む54カ国語に訳されています。そんな背景もあって店を訪れるお客さんも様々な国から。席へつくとまず、どこの国から来たか聞かれます。メニューも日本語を含む24カ国完備で、言葉の心配なく選べます。チェコ滞在中、是非とも一度は試してほしいスヴィチコヴァーこと“牛肉のクリーム煮、蒸しパン”もいいし、にんにくたっぷりのじゃがいもお好み焼きのようなブランボラーク、チーズのフライ、タルタルソース添え、といったところがチェコらしい一皿。豚肉がおいしいチェコではカツレツもいけます。おいしいビールがさらにすすむ料理の数々。
ここだけのオリジナル、シュヴェイク・グッズも要チェック!
シュヴェイクに扮したアコーディオニストとチューバの演奏で盛り上がる夜は予約をしたほうが安心。昼間ならいきなり行ってもまず座れないことはないでしょう。満腹になったら、店内を飾るラダのイラストを堪能するもよし、ここだけのオリジナルグッズの中からおみやげを探すもよし。チェコ人の典型的なキャラとも思えるこの憎めないシュヴェイクの魅力に、すっかりハマること請け合いです。
【関連情報】
■ウ・カリハ(Hostinec U Kalicha)
住所:Na Bojisti 12-14, Praha 2
最寄駅:地下鉄C線I.P.Pavlova駅から約300m
営業時間:11:00-23:00(年中無休)
電話:420-296-189-600 FAX:420-224-916-475
URL:http://www.ukalicha.cz
E-mail:ukalicha@ukalicha.cz
掲載日:2008/01/15
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
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