中国・北京・祭り・イベントのABガイド記事
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2月21日は中国伝統の行事の一つ「元宵節」!
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- 原口純子
ライター&コーディネイター。出版社、映画会社を経て1993年から北京在住。作品に「踊る中国人」「中国の賢いキッチン」(講談社)「北京上海 小さな街物語」(JTBパブリッシング)などがある。趣味は中国茶と漢方医めぐり、乗馬、飼い猫を猫可愛がりすること。8月下旬、木楽舎より新刊「歳時記 中国雑貨」を刊行。
旧正月の最後を飾る「元宵節」は、白玉のお団子を食べる日
2月7日の旧正月をむかえ、祝賀気分がのんびりと続く北京。その区切りにあたる行事が「元宵節」(ユェン・シャオ・ジエ)で、旧暦の1月15日、私たちが普通に使う陽暦では、今年は2月21日にあたります。この日は陰暦上の新年を迎えて最初の満月の日。中国では旧正月の最後をしめくくる日とされていて、古くからの習慣がみられます。2月21日、北京に居合わせた方はラッキー、ぜひ街の様子に注意してみてください!
「元宵」に長い行列、地元スーパーの食品売り場をチェック!
この日はその名も「元宵」(ユェン・シャオ)と呼ばれる白玉のお団子を食べる風習があります。丸いお団子は家族の団欒を象徴するもので、見かけは日本の白玉のお団子にそっくり。けれど、中国は餡の種類が日本よりもいろいろとあって、黒ゴマ、白ゴマ、チョコレート、コーヒー、イチゴ、オレンジ……と揃っています。スーパーなどの売り場には、ふだんも、小豆や黒ゴマの元宵の冷凍食品が売られていますが、元宵節の日になると、地元のスーパーでもデパートの入り口には早朝から特設売り場が設けられ、できたての元宵が売られます。午後になると行列ができていることも。きれいに丸められたお団子だけを売っている売り場もありますが、なかにはお団子を丸める制作過程をみせてくれる店もあります。元宵は、柳のカゴに粉をしき、そのなかで生地を転がして、丸めていく制作方法で、見ているとその器用さに感激しますよ。居合わせたらぜひ見てみてください。
有名な食品の老舗「稲香村」の見学も
「元宵」はいろいろな場所で売られますが食文化に興味のある人なら、北京の食品関係の老舗として名高い「稲香村」にでかけてみるのも。「稲香村」ではふだんから「元宵」が売られていますが、当日になると朝から長い行列ができます。長い活気ある行列の様子も北京の元宵節名物の1つ。「稲香村」では、例年10種類前後が売られますが、今年はどんな餡が並ぶか?チェックも楽しみ。行列に並ぶ北京人は、だいたいビニール袋いっぱいのものすごい量を買っている人が多いですが、これも家族で食べる風習があるからですね。「稲香村」はいろんな場所に支店があるチェーン店ですが、観光客が見に行くなら中心部の「灯市口」店が便利だと思います。地下鉄、五号線「灯市口」A口を出て徒歩約2分。午後にはたいてい売り切れてしまうので、見学にいくならお昼前までがおすすめです。
夜には花火や爆竹もにぎやかに聞こえてきます
この日は旧正月をしめくくる日なので、朝から街外れで爆竹の音がきこえてきます。夜になるにしたがって爆竹と花火の頻度があがり、旧正月なみの華やかさ。旧正月の北京をのがした人は、この日にぜひ花火と爆竹を体験してみてください。中心部では禁止されている花火と爆竹ですが、実際は多めにみられていることが多く、中心部でも市民の住む平屋の家や、団地の中庭などではその音がにぎやかにきこえてきます。貴重な一日、北京に居合わせたらぜひ、街の様子を楽しんでみてください!
【関連情報】
■稲香村(灯市口店)
東城区灯市口大街10号
6513−7563
無休営業時間 8時〜17時30分
地下鉄「灯市口」A口を出て、北に歩き、信号につきあたったら左にまがって、約30メートル。
掲載日:2008/01/21
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
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