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旧正月期間、北京っ子に混じって初詣を―道教寺院「白雲観」
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- 原口純子
ライター&コーディネイター。出版社、映画会社を経て1993年から北京在住。作品に「踊る中国人」「中国の賢いキッチン」(講談社)「北京上海 小さな街物語」(JTBパブリッシング)などがある。趣味は中国茶と漢方医めぐり、乗馬、飼い猫を猫可愛がりすること。8月下旬、木楽舎より新刊「歳時記 中国雑貨」を刊行。
初詣の人気ポイントは、唐代創建の歴史ある道教寺院「白雲観」
2月7日は北京の旧正月。この期間、北京っ子にも寺院におまいりする習慣があります。なかでも一番人気があるのは、唐代創建の古い道教寺院「白雲観」。ここには中国道教協会もおかれ、いまでも映画のなかでみるような正真正銘の道士が暮らしている規模の大きな道教寺院です。2月8日、旧暦一月一日にあたる朝から地元っ子で混雑しますが、それだけにふだんはみられない旧正月の情緒がいっぱい。2月8日から2月下旬にかけて、北京に滞在する人なら、ぜひのぞいてみてください。
まずは、コインを投げて運試しを
白雲観には、門をはいってすぐの場所に、有名な運試しの場所があります。むかし道士が修行をした場所といわれる、水のない池。そのうえに橋があり、橋からは、真ん中に穴があいた円盤がさがっています。円盤の奥には、さらに鐘が下がり、池のほとりからコインを投げ、この穴をうまく通り抜けて奥の鐘を鳴らした人は、新しい年の一年間、思い通りの好運を得ることができる、といわれています。池のほとりには、運試しのためのコインを売る人がいて、その価格は例年どおりだと、50枚10元。池のほとりには、人が大勢いて、運試しに夢中です。小さな穴からコインを鐘にあてるのは、実際問題かなり難しいですが、鐘がなったら気分爽快!中国らしい運試し、旅の思い出にぜひ!
十二支の動物も厄除けにおまいりを
コインを投げて先に進むと、今度は、境内最大の殿、玉皇殿があり、人々がお香をささげ、お祈りをしています。ここでは、ぜひ売り場でお香を買い、中国の人々にならって焼香してみてください。続いて、境内の奥、西側に、十二支の動物が壁にずらりと刻まれた「十二生肖壁」があります。ここも人ごみでいっぱい。これはもし、自分の体に悪い部分があれば、自分の干支の動物と同じ部分をなでると良くなるとされ、体に悪いところがなくても、自分の干支の動物をなでておけば、一年の無病息災を得られるといわれています。中国の旅ですから、中国の干支にぜひ一年間、守ってもらいましょう!まわりの中国の人たちはこちらがびっくりするほど、真剣に彫刻をなでています。
道教寺院で、お守りを買うのも新年らしいおみやげに
帰り際、門を出たら、門の脇の売店もぜひのぞいてみてください。売店には、白雲観のお守りが売られています。交通安全、家内安全、事業の発展など、日本と同じくお守りの種類もいろいろ。この時期にふさわしい珍しいおみやげとして、購入してみてもいい記念になりそうです。北京の旧正月にふさわしい、民俗文化に触れられるポイントです。
【関連情報】
■白雲観
住 所 :宣武区白雲路白雲観
入場料 :10元
開園時間:例年だと8:30〜16:00
アクセス:地下鉄1号線「南礼士路」からタクシーで約20分弱
掲載日:2008/01/08
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
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