フランス・パリ・鉄道のABガイド記事
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遊び心いっぱい! パリの地下鉄、メトロの駅構内も見逃せない!
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- 夏樹
音楽修行に渡仏し20年。教会オルガニストとして活動する傍ら、日本の女性誌やWEBにフランスの新鮮な話題を常時発信。在仏日本人向けコミュニティー誌「Bisou」や、海外で活動するライター仲間が集るメルマガ「地球はとっても丸い」の編集にも携わる。
感動のミュージシャンに会えるかもしれない
2008年で108歳を迎えるパリの地下鉄、メトロ。乗っているだけで楽しいことがたくさん体験できます。自作の詩を朗読して小銭を乗客からもらう詩人から、その場でレコード会社の人にスカウトされてしまう、ジプシーの天才ヴァイオリン弾きまで。ひと昔前までは、ひどい音楽も否応なく聞かされたものですが、今は、オーディションを通ったミュージシャンしか演奏許可がもらえないので、かなりレベルが上昇。
伝統と斬新さ、あなたはどちらが好き?
1900年、パリ万国博覧会をきっかけに建設されたメトロ、今では全部で14本、361駅あります。その中には創立時代からあるアール・ヌーヴォー様式の駅もあれば、遊び心あふれる新しいデザインの駅も。たとえば12番線のAbbesses駅入り口は1900年代にギマールによって建設されたもの。それと対照的なのは、1番線のPalais Royal駅。ジャン・ミッシェル・オトニエルというアーチストによってデザインされた2000年の作品。ギマール時代からの伝統に従って、ガラス、陶器、鋳鉄を使っていますが、でもまったく新しいデザインで、コメディーフランセーズ前の広場を華やかに彩っています。
それぞれの駅に個性を
Arts et Metiers駅構内も見逃せません。工芸学校が近いこともあり、なんと天井には大きな歯車が。デザインしたのは漫画家のフランソワ・シュルターというだけあって、SF映画のセットのようになっています。Concorde駅は一面、白と青のタイルで統一されていますが、タイルのひとつずつにアルファベットが書いてあります。実は、これ、フランス革命時の人権宣言が書かれています。そう、コンコルド広場は革命広場、ルイ16世とマリー・アントワネットがギロチンで処刑された場所です。
今はお買い物エリア、ひと昔前はインテリのたまり場だったサンジェルマン・デ・プレ
セーヌ左岸を代表するSt-germain-des-pres駅。ここにあるドゥ・マゴやキャフェ・フロールに集る作家や芸術家を中心に、フランスの20世紀文学や哲学が開花しました。駅構内はシンプルなまっ白なタイルで覆いつくされていますが、ライティングされる場所に、パリにゆかりのある作家の名前や著作が浮かび上がるようにデザインされています。アポリーネール、サルトル、ジョイス、そんな文豪たちが、文学史上に残した煌めきが象徴されています。
メトロの路線地図の入ったシャツや傘、なかなかおもしろいものがあるブティック
メトログッズを買うことのできるお店La boutique du Metro et Bus-Parisが、Les HallsとCharles de Gaulles駅構内にあります。http://www.souvenirs-metro.fr/
掲載日:2008/01/10
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
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