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プラハのパサージュ探検!チェコ最古の映画館でタイムトリップ
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- 有賀みかる
2005年よりチェコ・プラハ在住。安くて美味しいビールを前に日本酒党返上…でも時々恋しくなる。複雑怪奇なチェコ語文法と格闘しつつ、中欧の小国チェコの歴史の面白さ、美しい街並み、素晴らしい建築物に浸かる日々。
寒い冬でも屋内のパサージュなら安心
プラハは外を歩いても十分にその美しさに浸れる街ですが、建物と建物をつなぐパサージュは寒〜い冬でも楽しく過ごせるこの時期おすすめの場所。数あるパサージュのなかでも一押しは、ヴァーツラフ広場からすぐのパサージュ・ルツェルナ(Pasaz Lucerna)。思わぬ近道ができる、という実用的意味合いで通るパサージュもありますが、ここはパサージュそのものが美しく、個人的にプラハで一番素敵だと思っている映画館とカフェがあるのでよく行きます。そして訪れるたびにやっぱり素敵…と再確認。
パサージュ同士がつながっているパサージュ・コンプレックス
プラハは新市街の中心地、ヴァーツラフ広場のちょうど真ん中をトラムが横切っているのですが、国立博物館を正面に見てこのトラムが通うVodickova通り沿いに右へ少し入ると、トラム停留所の前にルツェルナの入口があります。またヴァーツラフ広場から入れるパサージュ・ロココ、ルツェルナのさらに奥のパサージュ・ウ・ノヴァークとも内部でつながっていて、迷路とまでは言わずともプラハ中心部の最も大きなアーケード街になっています。中はレストラン、カフェ、ブティック、お土産屋さん、キオスク…と小さなお店が並び、巨大ショッピングセンターとは趣き異なる古きよきお買物エリア。
ほぼ1世紀の歴史を持つ映画館!
数あるパサージュの中でルツェルナが特別なのは、美しいセッションスタイルなこと(設計の中心人物はハヴェル元大統領のお祖父さん)、中心には以前に書いたDavid Cernyの逆さ馬にまたがる聖ヴァーツラフ像があること。そしてその像の前にある階段から2Fへ登ると、前世紀初頭の雰囲気そのままのレトロなカフェが現れます。このカフェの内部を通ってさらに上階へ進むと、ボヘミア地方で最初にできた(1909年)映画館へ辿り着くというわけです。外からは想像もできないタイムトリップ感を味わえること間違いなし。
映画を見たら半券はキープ!
映画館は一部屋だけなので、いわゆるミニシアター系のプログラム。チェコ映画だけでなく最近ではエディットピアフの映画やジョン・レノンの映画、サントラが話題のアイルランド発の“Once”など各国からの音楽モノもよくかかります。入場料は大人でも110kc前後(700円前後)なので、言葉の問題はこの際置いといて、雰囲気を味わうだけでもその価値あり。映画ファン、あるいはインテリア好きには忘れられない場所となることでしょう。鑑賞後はもちろん下のカフェで優雅なカフェタイムを。映画の半券があれば割引がききます。
【関連情報】
■カフェ・ルツェルナ(Kavarna Lucerna)
住所:Vodickova 36, Praha 1, Pasaz Lucerna内
電話:420-224-215-495
営業日:10:00-24:00(年中無休)
URL:http://www.lucerna.cz
■キノ・ルツェルナ(Kino Lucerna)
住所:上記に同じ
電話:420-224-216-972(Box Office)
イベント情報:2008年1月10日(木)〜16日(水)の7日間は毎日18:30より日本映画特集。プログラムなどの詳細はhttp://www.japan.cz/eigasai参照。
掲載日:2008/01/08
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
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