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ラテンアメリカ最大級!メキシコシティ、カテドラル。大きさ以外にも隠れた魅力が!
- メキシコのABガイド:
- 小目奈々緒
メキシコ在住。夫の仕事の関係で突然決まった、未知の国・メキシコでの生活。不安で不安でたまらなかった当初のことも、今ではすっかり笑い話。食べ物、民芸品、旅行、遺跡など、今ではすっかりメキシコの虜に!何よりも、目と目が合えばニッコリ笑いかけてくれるような、素朴な人々に魅力を感じている。
誰をも感動させる、圧倒的な存在感
細い路地からソカロ(憲法広場)へ出た瞬間、すぐに目の前に飛び込んでくるのが、このメトロポリタン・カテドラル。まず例外なく、誰もが見た瞬間、その大きさに息を呑む。ここまで大きいものは、世界でも数少ないのではないだろうか。ソカロで撮るカテドラルの写真は、本当に絵になる1枚であり、メキシコを思い出す際真っ先に頭に浮かぶだろう。もちろん素晴らしいのは外観ばかりではない。バロック様式の内部は、厳かな雰囲気に包まれ、外の喧騒が嘘のように聞こえない。一歩足を踏み入れると、信者でなくとも気持ちが引き締まる思いがする。
着々と発掘作業が進む、カテドラルの地下
1563年に着工され、100年以上もの歳月をかけて造られたこの建物は、スペイン人が古代アステカの首都を破壊し、壊した建物の石を使って造られた。そして、壊した神殿の上に建築物が建てられていった……。そう、つまり、今でもカテドラルおよびその一体の地下には、アステカの遺跡が眠っているという訳である。これ程ロマンを掻き立てられるものがあるだろうか。全てを壊して遺跡発掘をするのは残念ながら無理。しかし、現在、カテドラルの地下を考古学者が調査中であり、カテドラルの下に埋もれた遺跡の一部を上から覗けるようになっている。
カテドラルの横手に回ってみると……
割と最近作られたものであるが、ひとつの像が建っている。法王像なのだが、胸から下にはグアダルーペの聖母(メキシコで最も愛されている聖母)が彫られている。これ、パッと見て通り過ぎてしまわないよう、要注意。私も教えられるまで全く気づかなかったのだが、なんとこの像、人々から寄付された鍵を溶かして出来ているのだ!裏側から見ると、無数の鍵が半分溶けた状態で刺さっている。広いカテドラル内を歩いて疲れてしまっても、もうひと踏ん張りしてこの像までたどり着いて欲しい。
まだまだ尽きないカテドラルの魅力
最後にもうひとつ。カテドラル正面入り口を入ると、右奥にひとつの部屋がある。休日には長い列が出来るほど人気のあるこの部屋。入ってみると、天井を除く部屋全体に、素晴らしい絵が描かれている。私は宗教絵画には詳しくないのだが、“カテドラル内には、ムリーニョの名画が飾られている”らしいので、多分これがそうなのだろう。やはりこのメトロポリタン・カテドラルは、メキシコ全土の教会を統括しているだけあって、その素晴らしさは群を抜いている。今後の発掘活動の行方も含め、興味の尽きない建造物だ。
【関連情報】
入場:毎日7時〜20時
アクセス:(1)メトロ2号線Zocalo駅下車 (2)TURIBUSにてZocalo下車
掲載日:2007/12/19
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
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