ベトナム・ホイアン・世界遺産のABガイド記事
- 行き先:
- ベトナム/ホイアン
- 旅行テーマ:
- 世界遺産
木造の建築物が並ぶ世界遺産の町―古都ホイアン
- ベトナムのABガイド:
- 松野泰子
ホーチミン市在住。東京での出版社勤務を経て、「食べ物が美味しいから何とかなる」という根拠のない自信を頼りに2005年ベトナムへ移住。知らず知らずベトナムの虜になりつつ、食・健康・人をテーマに、ベトナムの情報を発信。現地発行の日本語情報誌『ベトナムスケッチ』を始め、日本の雑誌・webにも寄稿する。
どこかノスタルジックなホイアンの街並み
ベトナム中部の小さな町ホイアンは、かつて海上貿易の中継地点として栄えたインドシナ最大の港町でした。16〜17世紀には日本とも交易があり、朱印船に乗ってやってきた日本人貿易商たちが住む日本人街も作られたのです。その古く美しい街並みは、1999年にユネスコの世界遺産に登録され、現在では多くの外国人観光客を呼び寄せる町に生まれ変わりました。ホイアンの見所は何と言っても、細い道の両側に並ぶ木造の建築物。古い時代にタイムスリップしたかのようなノスタルジックで味わい深い家々が並びます。
歩行者天国のホイアンは街全体が博物館
ホイアンの旧市街は小さく、嬉しいことに車両の乗り込みが禁止! バイクの波にやられておちおち散歩もできないベトナムの他の観光地とは違って、歩行者天国なのです。市内の見所は徒歩で充分回ることができ、疲れたら喉を潤してくれるカフェも豊富。あるいはシクロで散策してもよし、レンタサイクルを一日借りることも可能です。博物館や伝統家屋、中華会館や日本橋などのスポットは、入場券が必要。まずは総合チケットを購入して好きな建築物を見学しましょう。(チケットは5万ドン/約350円で5箇所の入場可能)
日本人街の名残を残す日本橋
日本人街はホイアン旧市街の西の果てにあったようです。日本人街と中国人街を結ぶ橋が立てられたのが1593年。木造の屋根が付いたこの橋は来遠橋または日本橋と呼ばれています。橋の入り口と出口に、犬と猿の像が置かれてあり、貿易の要だった船の安全を守ってくれています。橋からは海に繋がるトゥーボン河が見渡せるのです。日本、中国、フランス、そしてベトナムの文化がまざったホイアンの歴史を振り返ってみるのもいいですね。
ルーツは伊勢うどん? ホイアンでしか食べられないカオラウとは?!
そしてホイアンに来たら食べて欲しいのがこちら。日本の伊勢うどんがルーツと言われているホイアンの名物麺「カオラウ」です。カオラウは米粉からできた麺で、醤油ベースの濃いめのたれが少量お椀の底に入っています。豚バラ肉や海老、揚げせんべいなどの具とコシのある太めの麺をたれに絡めて食べるのです。ベトナム独特のハーブも効かせればエキゾチックな味わいながら、どこか懐かしい。様々な食材の歯ごたえや風味が合わさって美味。カオラウを作るにはホイアンのまろやかな井戸水を使うことが必須なのだとか。
歴史散歩からリゾートまで楽しめるホイアン。虜になる日本人も続出です。ベトナム旅行の際はぜひ足を伸ばしてみてください。
【関連情報】
■Hoi An(ホイアン)
アクセス:ホイアンへはベトナム中部の大都市ダナンからタクシーまたはバスで移動する。タクシーはメーターを使わず最初に交渉するべし。ホアンまで片道約1時間で15ドル〜20ドル。頼めば途中五行山などの観光地によってくれる。現地旅行会社のツアーバスもあり。所要時間約2時間、3ドル〜。
掲載日:2007/11/05
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
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