スペイン・カディス・遺跡のABガイド記事
- 行き先:
- スペイン/カディス
- 旅行テーマ:
- 遺跡
アフリカ大陸を臨む海と山に囲まれた、美しい遺跡を訪ねよう!
- スペインのABガイド:
- 田中富子
スペイン・セビリア在住。2000年にたまたま訪れたセビリアに、2001年より在住。2006年5月、個人事業主のビザを取得。現在は、食品輸出入仲介業を中心に、フラメンコ留学と語学留学コーディネーター、通訳、翻訳業等、スペインと日本を橋渡しする日々。情熱がモットー。
こんなところに遺跡が!
アンダルシア南、カディス県のTARIFA(タリファ)より、北西に約17kmのところにあるBOLONIA(ボロニア)。紀元前2世紀に造られた、このローマ時代の遺跡“BAELO CLAUDIA(バエロ・クラウディア)”は、PLAYA DE BOLONIA(ボロニア海岸)とSIERRA DE LA PLATA Y SAN BARTOLOME(ラ プラタ イ サン バルトロメ山脈)に囲まれ、とてもすばらしい景観を持っている。アフリカ大陸はすぐそこにあるという立地条件より、北アフリカとの商業にて栄えた町であった。
漁業で栄えた港町だった
まぐろ漁業と、その塩漬け、そして、それにまつわるソース(魚の内臓等を使って、ワインやオイル、蜂蜜等と混ぜて使用された。その時代幅広い地域にて使われ、ガルムソースという名前で知られていた。今でいう、ナンプラーのようなものである。)が主な産業であった、この町は、EMPERADOR CLAUDIO(クラウディオ皇帝 紀元後41年から54年)の時代に一番栄えたが、2世紀に起こった地震によって、町はひどく破壊され、その後3世紀に少し持ち直したものの、後退の道をたどり、7世紀には、廃墟となった。
人口に釣り合わない、豪華な施設があった
まぐろ漁業は、まぐろが産卵のために地中海に行く、5月、6月の年2ヶ月間のみ行われていた。そのため、この時期のみ外国からの労働者を迎えていたと予測されている。それは、人口の割(約1500人とされている。)に、大きな劇場、エジプトのイシス神等が祭られていた4つの神殿、大神殿等の“不釣合いさ”によって理解することができる。町の東南に位置する塩漬け工場は、他の遺跡にあまり例がなく、とても興味深い。景色、産業とも、他の遺跡とちょっと違い、遺跡好きの方には、さぞかし“たまらない”ことであろう。
めざせ!タリファ
ここに来る場合は、タリファをまず目指すとよい。タリファは、風が強いことが有名。近くに来ると、たくさんの風車があり、圧巻だ。また、その風を利用して、ウインドサーフィン、カイトサーフィンも盛ん。また、ホエールウオッチ、イルカウオッチ、ホースライディング、スキューバーダイビング、ロッククライミング、ハイキング等、自然と関わりあうには、絶好の場所である。町には、10世紀のお城(CASTILLO DE GUZMAN EL BUENO)が残っており、こちらも興味深い。タリファは、アフリカの風を感じることができる。
【関連情報】
■CONJUNTO ARQUEOLOGICO DE BAELO CLAUDIA(バエロ・クラウディア考古学帯)
住所:Ensenada de Bolonia s/n
電話:956 68 85 30
HP:http://www.juntadeandalucia.es/cultura/museos/CABC/
料金:2ユーロ
休み:月曜日
行き方:カディス−タリファ バス 1日 9本(7:00より20:30まで)
タリファ−カディス バス 1日 7本(7:30より21:00まで)
タリファよりは、タクシーのみ。
掲載日:2007/10/29
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
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