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天安門広場の西側エリアに登場!新名所「国家大劇院」
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- 原口純子
ライター&コーディネイター。出版社、映画会社を経て1993年から北京在住。作品に「踊る中国人」「中国の賢いキッチン」(講談社)「北京上海 小さな街物語」(JTBパブリッシング)などがある。趣味は中国茶と漢方医めぐり、乗馬、飼い猫を猫可愛がりすること。8月下旬、木楽舎より新刊「歳時記 中国雑貨」を刊行。
巨大なボールのようなユニークな建築デザイン「国家大劇院」
天安門広場の観光のついでに、いま、もう一つ、ぜひ立ち寄りたい新ポイントが誕生しています。その名は、「国家大劇院」。天安門広場の西側には、日本の国会議事堂にあたる「人民大会堂」がありますが、そのさらに西側。誰もが目を見張るユニークなデザインで、巨大なガラスボールのような形をしています。ガラスボールの高さは、46.68メートル、円周の長さは、800メートル。ボールの周囲には、人口池がとりかこみ、晴れた日には、池にボールが映って、幻想的な風景になります。今でかけると、まわりには、歓声をあげつつ記念写真を撮る中国人の観光客がたくさん集まっています。
巨大なボールの中身は、3つのステージ
この国家大劇院、いま外見のユニークさからすでに観光名所になっていますが、正式の上演開始は、年末になる予定と発表されています。ボールのなかにはオペラなどをおこなう「歌劇院」、舞台劇を行う「戯劇場」、それに音楽ホールの3機能があります。実は工事は8年もかかっていて、9月の末、「歌劇院」と「戯劇院」で正式上演にむけての試演が行われました。試演の演目は、歌劇院のほうは、革命的な内容のバレエ「紅色娘子軍」、「戯劇場」でおこなわれたのは、「茶館」と、いずれも中国を代表する演目。試演には、工事関係者や、歌劇院建設のために、立退きになった旧住民たちも招かれました。試演には、この演目でしたが、いざ初演にはどんな演目が選ばれるか?その監督や出演者は?メディアも含め様々な憶測がながれ、楽しみに待たれています。
8年もかかった難工事、建築デザインは、フランス人建設家、ポール・アンドリュー
この巨大ボールのデザインは、フランス人建築家のポール・アンドリュー。1999年、10か国から参加した69案のなかから、コンペで選ばれました。ポール・アンドリューは、フランス、シャルル・ド・ゴール空港や新凱旋門のラ・ディフェンスをはじめ、日本では大阪海洋博物館など世界各地に作品のある建築界の大家。最近では中国でのプロジェクトも多く、上海浦東国際空港、広州新体育館などを手がけています。北京の国家大劇院は、首都の天安門エリアで、文字通りの国家をあげてのプロジェクト。ポール・アンドリューの代表作となりそうです。
オペラ、音楽好きは今後の演目に注目!
いまはまだ外で記念写真を撮れるだけですが、2008年以降は、様々な演目がこの国家大劇院でおこなわれることになりそうです。オペラ、音楽、それにデザイン好きの方、北京観光の際には、ぜひチェックポイントの一つにいれてください!
【関連情報】
国家大劇院 地下鉄1号線「天安門西」徒歩1分
掲載日:2007/10/12
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
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