イタリア・ローマ・遺跡のABガイド記事
- 行き先:
- イタリア/ローマ
- 旅行テーマ:
- 遺跡
ローマ7つの丘のうち、最も歴史深き丘「パラティーノ」
- イタリアのABガイド:
- 山盛菜々子
イタリア在住。外国人記者クラブ所属。日本ではブルームバーグ、スカイイタリアのアジア特派員として生放送に出演。政治家、実業家、俳優、デザイナーなど、多数の著名人と対談。2006年4月に、フリーの記者として独立。ファッション、紀行、デザインの取材に関わることが多いが、文化、政治経済、エンターテイメントなど、ジャンルを問わずに幅広く活躍中。
ローマの建設は、パラティーノにはじまる
ローマの7つの丘のうち、最も歴史の深い丘と言われているが、その歴史を簡単にご説明しよう。伝説によると、ローマという街は、双子「ロモロとレモ」によって築かれた。彼らは、オオカミによって育てられ、後にロモロは、ローマ初代の王として即位した、という話は、ローマッ子なら誰でも知っている逸話である。そして、捨て子であった彼らが一番最初に発見されたというのが、実はパラティーノの丘であり、紀元前のローマ人が定住をはじめた最初の場所と言われている。ということで、ローマという街が建設された起源は、パラティーノにあるのである。
旧市街の中心に位置する遺跡は、ローマ帝国時代の宮殿
「パラティーノ」は、イタリア語で宮殿という意味で、実際に、ローマ帝国時代には、帝国を支配した皇帝たちの宮殿があった。初代のアウグストウス皇帝(紀元前63年から14年)を筆頭に、ティベリウス皇帝やドミティアン皇帝が住居にしたと言われている。
また、貴族の邸宅が丘に並んでいたということで、由緒正しい高級住宅地であった。現在では、神殿の石柱や、馬場として使われていたスタジオを目にすることができる。また、高台になっているので、遺跡の合間からローマの街を見渡すことができる。
お勧めルートはこれ
パラティーノの入り口が、わかりにくいのだが、チルコ・マッシモとコンスタンティン凱旋門の間にある。コロッセオから200メートルぐらい歩いたところにあるので、お見逃しないように。コロッセオとパラティーノの入場券はセットになっており、13:30以降にどちらかに入場すると、翌日の13:30まで有効。コロッセオのチケット売り場のほうが常に混んでいるので、パラティーノに初日の午後、そして、翌日にコロッセオというルートがお勧めだ。また、「ローマパス」というチケットは、共通入場券に地下鉄とバスの切符もついている。テルミニ中央駅の観光案内所や街のツーリストインフォーメーションで購入でき、20ユーロのチケットは3日間有効で、地下鉄メトロとバスの乗り放題なので、これもいいかも。
【関連情報】
■PALATINO (パラティーノ)
住所:Via S.Gregoria, 30, Roma
電話:+39-06-39967700
営業時間:09:00〜18:30 (季節によって変更あり)
定休日:年中無休
掲載日:2007/10/11
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
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