ドイツ・フランクフルト・サッカー観戦のABガイド記事
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- ドイツ/フランクフルト
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- サッカー観戦
合言葉は「ダンケ」と「ビッテ」!ドイツサッカーの醍醐味に触れよう
- サッカー観戦のABガイド:
- 元川悦子
長野県出身。夕刊紙記者などを経て、94年からフリーのサッカーライターに。著書に「U−22」(小学館)「初めてでも楽しめる欧州サッカーの旅」(NHK出版)「古沼貞雄 情熱」(学習研究社)ほか。Jリーグ、日本代表から海外まで幅広くフォロー。W杯は94年大会から4回連続で現地取材した。現在も日本代表ウォッチャーとして世界各国を回っている。
試合終了後の撤収は早く。みんなと一緒に帰るべき
コメルツバンク・アレナ周辺に何もないことは前回書いた。が、ブンデスリーガでも、ワールドカップでも、サッカーの試合があれば、どこからともなく人が集まってくる。その流れに乗って「シュタディオン(Stadion)」駅から歩けば、確実にスタジアムにたどり着ける。試合後も同じように大勢のサポーターとともに駅へ向かおう。
ドイツ人はもちろん、欧州のサッカーファンは撤収が早い。日本人のように余韻に浸ったり、記念写真撮影をしたり…という文化は彼らにはない。試合前からビールを浴びるように飲み、試合中は「シャイセ(チクショーの意味)*サッカー場所ではこういった汚い言葉が飛び交っているので要注意」と怒鳴っていたおじさんが、タイムアップ終了の笛とともに我に返り、一目散でスタジアムを後にする姿は、ある意味、滑稽である。そんな彼らと一緒に動かなければ、真っ暗な緑の木々の中をポツンと歩くことになる。
ドイツはイタリアやスペインより治安はいいものの、暗い夜道を1人で歩いていたらどんな目に遭うか分からない。試合後は早く帰る。それを徹底したい。
身体接触の激しさと泥臭いプレーを堪能しよう
さて、試合観戦に話を戻そう。ドイツサッカーは身体接触の激しさと泥臭いプレーがウリといわれる。スペインのような個人技を生かした華麗なパス回し、イングランドのようなタテへ速く展開するスタイルとも違う。「基本に忠実すぎて面白くない」という人もいるだろうが、そんな環境だからこそ、稲本潤一や高原直泰の繊細な技術が生きるのだ。
ドイツの観衆は比較的マナーがいい。素晴らしいプレーには拍手もするし、相手選手の荒々しいプレーには激しいブーイングも辞さない。的確な観戦眼を持っているところは、さすが欧州屈指の大国である。
ゴール後の掛け声「ダンケ」「ビッテ」
もう1つ、ドイツのスタジアムらしい特徴が「ゴール後の掛け声」だ。DJが大音響で点を取った選手のファーストネームを言うと、観衆は苗字で答える。例えば「ナオヒロ〜」「タカハラ〜」といった具合にかけ合うのだ。
そして締めはDJの「ダンケ(Danke)」に対する観客の「ビッテ(Bitte)」。このやり取りを初めて聞く人は「何かダサい…」と感じるだろう。しかし高原はハンブルガーSV時代に初得点を決めた時、掛け合いを聞いて「シビれた」と話していた。選手を感動させるこの掛け合いをあなたも体験してみてはどうだろうか。
試合後はピルスナーか、名物・りんご酒を!
試合後は何と言ってもビール。ブンデスリーガは土曜日の15時キックオフが一般的だから、試合後にビールを飲みながら夕食を取ることも可能だ。ドイツ料理のソーセージ(ドイツ語ではヴルスト=Wurst)やシュニッツェル(Schnitzel、いわゆるとんかつ)、ザワークラウト(Sauerkraut、キャベツの酢漬け)などとともに、フランクフルトのピルスナーを味わおう!
この町にはもう1つ有名な飲み物がある。それはりんご酒(Apfel Wine)。フランクフルト中央駅の方からマイン川へ行き、アイゼルナー橋(Eiserner Steg)を渡って対岸に行くと、りんご酒の酒場街であるザクセンハウゼン(Sachsenhausen)にたどり着く。ここでアイントラハト・フランクフルトな高原、稲本の話題を出せば、盛り上がること間違いなし。
ドイツ人とサッカーが切っても切れない間柄にあることを再認識するだろう。
掲載日:2007/10/03
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
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