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世界最長エスカレーターで、香港をラクチン観光!
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- 宮 江梨子
香港在住。本業の傍ら、フットワークの軽さで色んな香港情報を発信しているフリーランスライター。香港に長居をするつもりはなかったのに、いつの間にやら気付けば5年。「旅人」からすっかり「住人」になってしまったものの、いつまでも新鮮な視線を忘れず、香港の魅力をお届けしていきたい。
西洋と東洋の交差点・香港島セントラル地区
香港といえば、旅人ゴコロをくすぐる飲茶に買い物、夜景にエステ。それに加えて、イギリス植民地時代の名残で西洋と東洋が交差した雰囲気を味わえるのも、香港の魅力の一つでしょう。
香港島のセントラル地区では、そんなエキゾチックな空間をたっぷりと味わえます。ここは別名「西洋人街」と言われるだけあって西洋人の姿も多く、どこもかしこも英語が通じて当たり前。また、高級ホテル、ブランドショップ、お洒落なレストランやバーも密集し、他の地区とは一線を画した独特な雰囲気を持っています。
便利な生活の足・世界最長のエスカレーター
そんなセントラル地区には、なだらかな山の中腹にあるSOHO、高層アパートが並ぶミッドレベルズと呼ばれるエリアをつなぐ、住人にとってはなくてはならない生活の足があります。それが、世界最長を誇る『ヒルサイド・エスカレーター』。18基をつないだこの全長800mの屋外エスカレーターは、Queen's Road Centralを起点に、SOHO、ミッドレベルズを通ってConduit Roadまで続いています。現在は海側にある国際金融センター(IFC)、フェリー乗り場とも通路でつながり、海側と山側の行き来がますます便利になりました。
歩かずして風景を楽しむラクチン観光
本来は周辺住人の利便性を図るためのエスカレーターですが、もちろん旅人も利用する価値は大アリです。SOHOに行くにも便利だし、何と言っても乗っているだけで移り変わっていく東西絵巻を楽しめるます。まず、山の麓から始まる地点は、漢字の看板が目立つ香港らしいアジアな風景。それが上に進むにつれ、英語の看板、洒落たバーやレストランが集まる西洋的な雰囲気に変わり、最後は高層アパートが並ぶ生活空間へと変わっていきます。狭いエリアでこれだけ雰囲気が変わるのは珍しく、それをほぼ歩かずして眺められるのもまた珍しい。ついでに、屋根付きなので雨でも濡れる心配はありません。
香港映画の舞台もすぐそこに
ちなみに、このエスカレーターは1994年の香港映画『恋する惑星』にも登場しました。エスカレーターに乗って出勤する主人公を、エスカレーターのすぐそばにあるアパートから手を振って見送るGFの姿が印象的でしたね。また、SOHOでは、俳優・金城武が出演した最近の香港映画、『傷だらけの男たち』に登場したStaunton's Wine Bar+Cafも、エスカレーターから見ることができるんですよ。香港映画と金城武ファンはお見逃しなく!
ラクあれば苦あり?
エスカレーターで上った後は、残念ながら自分の足で下りるしかありません。最後のあたりはアパートが並ぶ生活空間になるため、時間がなければSOHOあたりでエスカレーターを降りるのがいいかもしれません。SOHO周辺にはお洒落で小さなお店が点在しているので、ブラブラ歩いて下るのも楽しいですよ。もちろん、エスカレーターの最後を見てみたいという好奇心旺盛な方は、ぜひ最後まで行って達成感を味わってみてください。エスカレーターの運行は朝の通勤時間である朝6時〜10時までが下り、10時〜0時が上りです。Good Luck!
掲載日:2007/09/11
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
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