ベトナム・ホーチミン・観光地・名所のABガイド記事
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動物たちとの距離が近いっ!ふれあいのサイゴン動物園
- ベトナムのABガイド:
- 松野泰子
ホーチミン市在住。東京での出版社勤務を経て、「食べ物が美味しいから何とかなる」という根拠のない自信を頼りに2005年ベトナムへ移住。知らず知らずベトナムの虜になりつつ、食・健康・人をテーマに、ベトナムの情報を発信。現地発行の日本語情報誌『ベトナムスケッチ』を始め、日本の雑誌・webにも寄稿する。
ベトナムの動物たちは、サービス精神旺盛!
ホーチミン市にある唯一の動物園は、19世紀後半に建てられた由緒ある動物園。東南アジアを中心とした地域から約100種類の動物や鳥類が集まっています。
といっても、日本の動物園のように洗練された感じはゼロですが、この動物園の売りはなんといっても動物と人間との距離が近いこと! 申し訳程度に「エサをあげないでください」の看板があるものの、誰もがお菓子をあげまくり、各動物の檻の前にはエサ売りの人までいて、監視員も特に何も言わないのですから、動物にとっては天国(?)。いつもお菓子が食べられて、心なしか日本の動物園にいる動物たちよりサービス精神が旺盛な気さえします。
お鼻がなが〜いゾウさんにバトンタッチ!
そんなサイゴン動物園の人気ナンバーワンは、5頭ならんだインドゾウです。ゾウの柵の前にはサトウキビ売りのおばちゃんが陣取っていて、1本1000ドン(約7円)でエサになるサトウキビを販売しています。ゾウと人間の間には、丈の低すぎる柵と幅1メートルほどの溝があるだけ。柵のこちら側から腕を伸ばして、サトウキビを直接ゾウに手渡しすることができるのです。
ゾウの方も人が集まっているのを見ると、なが〜い鼻をぎゅうぎゅう延ばしてサトウキビを受け取ります。固い殻ごとむしゃむしゃ食べて、その甘さにうっとり、ステップも軽快に次の1本をおねだりです。距離が近すぎて鼻水ともヨダレともとれない液体が飛んできますが、これもご愛敬?
ヤギも羊も一緒くた 柵越しにふれあい広場
続いて距離近い度第二位が、ヤギと羊を一緒に入れた「子ども広場」。といっても人間の子どもは中に入ることはできませんが、カラフルな柵の間から我先にと鼻先を突き出すヤギ&羊の群れは圧倒。中には生まれてまだ間もない子ヤギなどもいて、柵の間から抜け出してしまいそうな勢いです。ものすごい速さで舌を動かしてエサを要求するので、ある意味怖いです……が、ボディタッチし放題の「子ども広場」に、ベトナム人は大人も子どももヤギも羊も大喜びです。
ここは植物園? 動物園? お散歩公園?
先ほどから動物園として紹介してきましたが、実はこの場所はもともと植物園として誕生しました。1864年、フランスの植物学者ルイ・ピエール(Louis Pierre, 1833年〜1905年)によって設立されたこの公園には、現在も約260種、1800本の木々が植わっています。とはいっても日本の植物園のように丁寧な区分けはなく、ただぼうぼうと木々が生い茂っているだけですが……。
それにしても、約32haある広い敷地内は緑でいっぱいで、バイクの排気ガスだらけのホーチミン市にとってはオアシス的な憩いの場所になっているのです。日曜日にもなると家族連れやデートを愉しむ若者でいっぱい。木々の合間に時々元気な動物たちにも出会える、そんな公園を散歩していると、なんとものどかな気持ちになるのでした。ぜひ、体験してみください。
【関連情報】
■Thao Cam Vien Saigon (タオ・カム・ヴィエン・サイゴン)
住所:02 Nugyen Binh Khiem, Dist.1, Ho Chi Minh City
アクセス:ベンタン市場よりタクシーで約5分
電話番号:(+84)8-8291425
開館時間:7:00〜19:00
休館日:無休
入館料:大人8000ドン(約60円)、子ども4000ドン(約30円)
掲載日:2007/08/16
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
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