中国・北京・ショッピングのABガイド記事
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北京の裏原宿?手作りファッション小物ストリート「煙袋斜街」
- 中国のABガイド:
- 原口純子
ライター&コーディネイター。出版社、映画会社を経て1993年から北京在住。作品に「踊る中国人」「中国の賢いキッチン」(講談社)「北京上海 小さな街物語」(JTBパブリッシング)などがある。趣味は中国茶と漢方医めぐり、乗馬、飼い猫を猫可愛がりすること。8月下旬、木楽舎より新刊「歳時記 中国雑貨」を刊行。
小道の両側にファッション小物ショップがぎっしり
「煙袋斜街」は、北京の中心部にある湖「什刹海」の東側にある、長さ200メートルほどの短いストリート。ここは、いま道の両側にファッション小物のショップがずらりとならび、どことなくプチ裏原宿なストリートになっています。いまは夏物のバーゲンもはじまっているので、ファッション好きは要チェック。このストリートは、安物のコピーファッションというよりは、若者たちが自分でデザインした、小物やTシャツ、文房具のショップが多く、オリジナリティあふれる品物がみつかります。
若手オーナーの人気ショップ
例えば、革好きのオーナーがはじめた手作りカバンと、革表紙の文房具ショップ。Tシャツ好きのオーナーがはじめたショップには、中国の革命ポスターからヒントを得た、オリジナルTシャツ。中国南部の小数民族の刺繍からデザインした、オリジナルの布靴やカバン。どのショップも20代の若者がオーナーの中心で、北京の新世代のデザイン力もチェックできます。ショップの合間には、カフェやバーも、さらに昔ながらままの民家も。新旧ゴチャゴチャの感じが逆に面白いです。
「キセル」に似ている街
この「煙袋斜街」、若者が集まるようになったのは、ここ数年ですが、この通りの歴史は古く、700年前の元代には、商店街として栄えました。この時代は、遠く南の杭州から北京まで大運河が通り、船で食糧などを北京に運んでいたのですが、当時の運河の終点は「什刹海」。そのほとりにある「煙袋斜街」は船着場の近くのとおりとして、食堂や商店がならび、たいへんな賑わいだったといいます。ちなみに「煙袋」は中国語では「キセル」という意味。通りの形が「キセル」に似ているところから命名されたといいます。たしかに通りをまっすぐすすんで、少し曲がると、湖の岸辺。ほんとにキセルに似ていて、昔の人はユーモアがありますよね。
夏の散歩におすすめ
水辺のほとりのストリートなので、夏に訪れる人も多く、8月頃がいちばんにぎわう季節。什刹海を訪れたら、ぜひついでに立ち寄ってみてください。
私はいつも「地安門大街」の西側にある「煙袋斜街」の入り口からこの200メートルほどの通りをすすみ、ちょこっと曲がって什刹海にいく散歩コースをとります。什刹海は広いので、いろんな行き方があるのですが、ファッション好きの夏の散歩には特におすすめです。
掲載日:2007/08/09
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
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