中国の海外ガイド記事「新茶が出回る季節です、北京名物「ジャスミン茶」を狙いましょう」


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中国・北京・ショッピングのABガイド記事


行き先:
中国北京
旅行テーマ:
ショッピング

新茶が出回る季節です、北京名物「ジャスミン茶」を狙いましょう

中国のABガイド:
原口純子
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ABガイド:原口純子 ライター&コーディネイター。出版社、映画会社を経て1993年から北京在住。作品に「踊る中国人」「中国の賢いキッチン」(講談社)「北京上海 小さな街物語」(JTBパブリッシング)などがある。趣味は中国茶と漢方医めぐり、乗馬、飼い猫を猫可愛がりすること。8月下旬、木楽舎より新刊「歳時記 中国雑貨」を刊行。

ジャスミン茶の老舗「張一元」の店内で。20種類以上もの等級のジャスミン茶が並びます
ジャスミン茶の老舗「張一元」の店内で。20種類以上もの等級のジャスミン茶が並びます

お茶といえばジャスミン茶

中国といえばみんながウーロン茶を飲んでいるとおもわれがちですが、これは大きな誤解です。広大な中国、全員が共通のお茶を飲んでいるわけはなくて、多くの人がその土地で採れるお茶を中心に飲んでいます。
ウーロン茶を飲むのは、産地の広東や福建省の人々が中心。そのほかの地方では緑茶が中心で、お茶の産地からはるか北の北京では、緑茶にジャスミンの花で香りをつけたジャスミン茶が昔からよく飲まれています。産地から離れた北京ではお茶は南部から運ぶしかなく、運搬の間に香りがとんでしまうため、ジャスミンで香りをつけたジャスミン茶が飲まれるようになったといわれています。

 
古くからの北京っ子に100年以上にわたって信頼されている「張一元」の店内
古くからの北京っ子に100年以上にわたって信頼されている「張一元」の店内

有名な老舗は「張一元」や「呉泰裕」

特に清代(1644〜1911)の末期には、ジャスミン茶が大流行していて、北京にはこの時代から100年以上も続く、茶葉の老舗があります。例えば「張一元」や「呉泰裕」など。どこも店に入ってすぐ気がつくのは、ジャスミン茶の種類が多いこと。「張一元」などは、ジャスミン茶だけでも20種類以上もの等級をそろえていて、店内にはいるとほのかにジャスミンの香りがします。この等級は、香りをつける前の緑茶のランクのよしあしに加え、ジャスミンの花で香りをつける作業を何度行ったか、によって決まるそうです。

 
お茶の葉は好みの量で売ってくれます。1両、2両と筆談でもOK
お茶の葉は好みの量で売ってくれます。1両、2両と筆談でもOK

ジャスミン茶は量り売り、カンの上に書いてあるのは500グラムの値段です

ジャスミン茶はカンや袋入りのものもありますが、基本は量り売り。店内にはいると、ずらりとお茶カンがならび、その上に数字が書いてあります。これは500グラム(=中国語では1斤といいます)あたりの値段で、量り売りでは50グラム(=中国語では1両から買うことができます。お茶はあまり大量にかっても時間がたつと風味がとんでしまうので、100グラム(=2両)、200グラム(4両)と少なめにかうのがお薦め。気になる等級ですが、お店の売れ筋は、500グラムあたり100元(約1600円)くらいのランクとか。これだと1両かうと10元(約160円)、ということになりますね。このくらいが暮らしのお茶としてふだんに北京っ子が飲むジャスミン茶のランクのようです。

 

このジャスミン茶、春からはじまった緑茶を保存しておき、花で香りをつける作業はジャスミンの花が咲く夏以降。7月末くらいから、ジャスミン茶の新茶がお店にでてきます。特に8月に北京を訪れる人なら、「高末」が狙い目。これは花茶を作る過程ででた崩れてしまったお茶のことなのですが、500グラムで10元前後とものすごく安い割りに、香りと味が濃いので、古くからの北京人には圧倒的人気。みな出てくるのを待ってお店に買いに行くので、2週間ほどで売り切れてしまうといいます。「高末」は古くから北京人の通の味。8月にお茶屋さんにはいったら、ぜひ聞いてみてください。

 
 

掲載日:2007/08/03
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。

中国・北京のツアー・航空券・ホテル

出発地
 
ツアー
価格の目安※期間が2〜15日程度
(東京発) 3.95万円 〜 47.98万円
(大阪発) 2.93万円 〜 39.80万円
航空券
価格の目安
(東京発) 4.03万円 〜 34.50万円
(大阪発) 3.16万円 〜 11.70万円
ホテル
価格の目安※10月のツイン1泊の料金
0.80万円 〜 3.58万円