スイス・サンモリッツ・観光地・名所のABガイド記事
- 行き先:
- スイス/サンモリッツ
- 旅行テーマ:
- 観光地・名所
哲学者ニーチェが晩年を過ごした、東スイスの自然と街並み
- スイスのABガイド:
- 大野エグル瑠衣子
スイス在住。フリーライター&広告デザイナー。スイスをはじめとするヨーロッパの暮らし、ビジネス、語学習得、デザイン、旅などの分野についてAll About、MSN、朝日新聞、JA、アルクをはじめとする様々な媒体に寄稿。
都会の喧騒から離れて
トーマス・マン、ヘルマン・ヘッセ、マルク・シャガールなど多くの文人や画人が、創作のインスピレーションや安らぎを求めて訪れ、また哲学者ニーチェが晩年8年間を過ごしたことで有名な東スイスEngadin(エンガディン)はSt. Moritz(サン・モリッツ)の隣、Silva Plana(シルバ・プラナ)そしてSils Maria(シルス・マリア)。休養地としてとても有名です。
バスで20分の所に位置する隣のSt. Moritz(サン・モリッツ)に比べ、少しこじんまりとしていますが、それゆえに雰囲気の暖かさ、そして自然の中に位置しているからこそある、大らかさがあります。
ニーチェの愛したシルス・マリアとシルバ・プラナ
この2つの街は、街のどこを切り取っても絵になるような、田舎のヨーロッパらしい、美しい街。何よりシルバ・プラナ湖畔から見るシルバ・プラナとシルス・マリアはとても美しく、山脈と湖の美しいコントラスト、そして水の美しさに思わずため息が出るほど。個人邸になっているお城を目印に、この湖沿いには散歩やサイクリングコース、そしてバーベキューが出来るちょっとした広場など、この地を訪れた人が自然とふれあう機会が存分に用意してあります。
サイクリング、マウンテン・バイクコースは合計で150kmもの長さがあるので、存分に楽しむことが出来ます。また湖畔沿いには、ニーチェの晩年の「ツァラトゥストラ」など彼の晩年の作品が生み出されたのに関係していると言われている大きな石があります。そこでは当時のニーチェが眺めていた景色とほぼ同じ景色を眺めることが出来、なぜ多くの哲学者や文学者、芸術家がこの土地を愛して止まなかったのか、肌で感じることが出来ます。
【関連情報】
■ Nietzsche-Haus(Chesa Nietzsche)
ニーチェの写真や資料、自筆原稿や手紙、全作品など展示。当時のままに残されている彼の部屋も。
住所: 7514 Sils-Maria Switzerland
電話: +41 (0)81 826 53 69
URL:http://www.nietzschehaus.ch/
営業時間:6月中旬〜10月中旬(2007年は6月21日〜10月21日まで開館)、12月下旬〜4月中旬の15時〜18時
定休日:月曜日
入場料:大人6スイスフラン(約600円)、学生3スイスフラン(約300円)、12歳以下は無料
掲載日:2007/07/20
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
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