ベトナム・ホーチミン・観光地・名所のABガイド記事
- 行き先:
- ベトナム/ホーチミン
- 旅行テーマ:
- 観光地・名所
ジャングルクルーズの世界、メコンデルタを船でまわる一日ツアー
- ベトナムのABガイド:
- 松野泰子
ホーチミン市在住。東京での出版社勤務を経て、「食べ物が美味しいから何とかなる」という根拠のない自信を頼りに2005年ベトナムへ移住。知らず知らずベトナムの虜になりつつ、食・健康・人をテーマに、ベトナムの情報を発信。現地発行の日本語情報誌『ベトナムスケッチ』を始め、日本の雑誌・webにも寄稿する。
母なる川、メコンを訪ねて
ベトナム南部の見所といえば、なんといっても雄大なメコンデルタです。チベットに水源があるというメコン河は、中国雲南省、ミャンマー、タイ、ラオス、カンボジア、ベトナムの東南アジア諸国を通過し、たっぷりと泥を含んだ茶色の広大な川となって南シナ海に流れ着きます。
このメコン河の河口にある三角州がメコンデルタと呼ばれ、この地域では実に多くの農作物が生産されているのです。そんなメコンデルタを訪れる一日ツアーは、ホーチミンの各旅行会社から出ている日帰りツアーの中でも、特に人気のコースです。
ホーチミン発お手軽ツアーへ
このツアーに参加するには、ホーチミン市の旅行者街「デタム(De Tham)通り」にある各旅行会社に申し込むのが最も簡単な方法です。前日の予約でも充分に間に合うほど、様々な会社で同じようなツアーが開催されています。もちろん英語でOK。中には日本人が経営するツアー会社もあるので安心。お値段は7ドル〜とお手頃で、英語のガイドがついてきます(日本語ガイドつきの場合は約17ドル程度)。
当日はまず午前8時頃にツアーバスで出発。ホーチミン市内から南西に約85km、約2時間かけてメコンデルタの入り口とも言われる町「ミトー(My Tho)」に向かいます。そしてここからいよいよ、モーターボートで雄大なメコン河に繰り出します。緩やかに流れるウォーターヒヤシンスを眺め、心地よい風をうければ、誰しも南国情緒がかき立てられるはず。
これぞ本物のジャングルクルーズ!
メコン河は幾つもの支流を持つことから、ベトナムでは「9つの龍=クーロン」と呼ばれてきました。ツアーではそんな支流の一つ、ミトーの対岸から始まるベンチェー(Ben Tre)川に入って行きます。そこで、ボートから小さな手漕ぎ舟に乗り換えるのですが、これぞメコンデルタツアーの目玉! 生い茂る椰子の木やバナナ、パイナップルの木々の下をかいくぐって進む手漕ぎ舟はまるでジャングルクルーズの世界です。すげ傘をかぶったおばさんが巧みに操縦する舟で、どんぶらこと揺られながら、ハチミツ工場やココナッツキャンディ工場を訪れましょう。
民家でつくる甘いココナツキャンディ
工場といってもこうした商品を作っているのは民家の庭や吹きさらしの仕事場。家族や近所の人たちが一団となって、すべて手作業で仕事をしています。例えばココナッツキャンディ工場では、ココナッツの殻を細かくしたもので竈(かまど)の火をおこし、その上でたっぷりのココナッツジュースを煮詰めていきます。ひとつの食材を燃料にもしちゃうなんて、何ともエコロジカルだと思いませんか? ツアーではこうした様子を間近に見学することができるのです。
川に始まり、川に終わる優雅な旅の思い出を
ランチタイムには村の子ども達がメコンデルタ民謡を歌ってくれるサービスも。演歌にも似たコブシがきいた節回しが特徴的。こんなふうに午後もいくつかの村を周り、帰りは同じくミトーからバスで帰るというのがお決まりのコースでしたが、最近ではプラス7US$で高速船に乗ってホーチミン市まで戻ってくるコースもできたとか。川で始まり、川で終わる、そんな映画「愛人/ラマン」のようなメコンの旅を楽しんでみてはいかがでしょう
掲載日:2007/06/29
※上記は記事掲載時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。
ベトナム・ホーチミンのツアー・航空券・ホテル
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